金田一耕助の顔は明智小五郎の顔よりもぜんぜん浮かぶ・・・。
昨日インプットしたものをアウトプット記しておくことにしまする。
●第7回オンライン釈場。
出演:神田松鯉(悪鬼の萬造)、一龍齋貞山(槍の前原)、神田伯山(遠袖の音吉)、田辺いちか(井伊直人「仙台の鬼夫婦」)
前々からちょいちょい出てくる伯山さんの子役の演技が好きだったのですが、「遠袖の音吉」ではほぼ全体に渡って「子供の声」だったので楽しかったです。
●市川崑監督「犬神家の一族」
おそらく、私の市川崑初体験は、「少し愛して、なが~く愛して」と大原麗子さんがため息する「サントリーオールド」のテレビCMじゃないだろうか・・・。
当時は、当たり前のようにあの画面の色彩を享受させてもらっていたけど、今、あの色彩を観たいと思ってもお茶の間で手軽に簡単には観られない。
憧れの夢二式美人的な叙情性がテレビの中に息づいていた。
そもそも、映画「犬神家の一族」が公開の1976年当時は、
メディアミクスという戦略で角川春樹が大センセーショナルに
売り出したものだったと昨日知ったので、
もう一度、観てみることにしたのだった。
何度か観てるんだけど、結末を忘れてしまってるので何度でも楽しめる映画。
原作者の横溝正史は、江戸川乱歩の弟子、というイメージがずっとあったんだけど、ご本人も映画化の話が来た時は、
「私は乱歩さんよりも売れないですよ」とおっしゃっていたらしく
やはりコンプレックスの大きさを感じたけど、
現代において金田一耕助の顔は、明智小五郎の顔よりもぜんぜん浮かぶ。。。
私、乱歩ファンだけど、明智小五郎の顔、実は全然わかんない・・・。
金田一耕助の方が親しみも深いのは、現代の皆さんも実感されているところですよね~(^_^)
私の乱歩朗読「人でなしの恋」を一話丸ごと読めちゃうリストです★
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