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私の「夏うた」プレイリスト(2023年版)

こんにちは。桜小路いをりです。

今回の記事は、2023年版の「夏うた」プレイリストです。

暑い夏を素敵に彩ってくれる、眩しい楽曲を詰め込んでいます。ぜひ最後までお付き合いください。

koyori feat. 初音ミク「箱庭のコラル」

夕陽に照らされた、静かな浜辺を連想する1曲。

特に好きな歌詞は、この部分です。

息を吸っても全部 溜め息になったから
少し波音に甘えた

「波音に甘えた」って、波音に掻き消されるから気にせずに声を上げて泣いた、という意味なんじゃないかなと思います。

夕涼みという言葉がぴったりな、柔らかな潮風に吹かれながら憂い、葛藤し、それでも前を向く。

そんな毅然とした横顔すら連想させられる楽曲です。

ヨルシカ「ただ、君に晴れ」

私の「夏うたプレイリスト」殿堂入りの楽曲。

眩しくて、切なくて、爽やかで、かけがえのない夏の思い出をぎゅっと凝縮したような、私にとっても大切な夏うたです。

この曲を聴くたびに、私は、この曲と共に歩いた夏の日の暑い道や、重ねてきた夏の記憶にまで、想いを馳せてしまいます。

聴く人それぞれの「あの夏」を思い出せる、そんな楽曲なのではないでしょうか。

ヨルシカと言えば夏、ということで、去年は「夏に聴きたいヨルシカのプレイリスト」も投稿させていただきました。


みきとP「少女レイ」

夏といえば……という、みきとPさんのボカロ曲。

果てしなく透明で、残酷さや無常さも感じて、でもそんな胸がぎゅっとするところまで全部含めて美しい。

思わずドキッとする歌詞が随所に散りばめられていて、ただ綺麗なだけではない、他の夏うたとは一線を画すような楽曲です。

この曲は個人的に、真夏のコンクリートの上に無造作に捨てられたラムネ瓶のイメージです。

そういえば、この曲を聴きながら書いた、ちょっと思い出深い小説があります。お気に入りの作品のひとつです。


日野森志歩&日野森雫×初音ミク「青色絵具」

ボカロPのくじらさんが提供した、プロセカの日野森姉妹と初音ミクちゃんが歌う楽曲。

しっかりものでストイックな妹の志歩ちゃんと、そんな妹が大好きな姉の雫ちゃんの関係性が、この曲にはとても濃く表れています。(日野森姉妹の絡み、微笑ましくて好きです。)

いつもよりちょっと幼い感じがする志歩ちゃんの高い声と、雫ちゃんのシフォンみたいに柔らかくて優しい声。そこに、初音ミクちゃんの透明感に溢れた純度の高い声が合わさって、たまらなく素敵です。

澄み渡った夏空が似合う1曲。

YOASOBI「あの夢をなぞって」

私の「夏うたプレイリスト」殿堂入りの曲その2。

上ずったような緊張感や真っ直ぐな想いが、胸を甘酸っぱく射抜いてくる楽曲です。

これぞ青春、という眩しさがたまらない。原作小説も、コミカライズされた本を持っているくらい好き。

思わず走り出したくなるような疾走感もあって、無条件に気分を上げてくれます。

これからもずっと、「夏」と言ったら外せない大切な曲で在り続けてくれる。そんな確信のある1曲です。

Leo/need × KAITO 「Peaky Peaky」

強気な歌詞が印象的な、プロセカの幼馴染みの女子高生4人のバンド「Leo/need」の楽曲。ボカロのKAITOさんが一緒に歌っていて、楽曲提供はみきとPさんです。
(ちなみに、「Leo/need」には、先ほど「青色絵具」で触れた日野森志歩ちゃんがメンバーに入っています)

夏らしい歌詞ではないけれど、ロックに全振りした曲調と力強いフレーズがたまらなく好きで、「これは今年の夏のお供にしたい!」と思ってプレイリストに入れました。

今年の夏は、この曲くらい強気に、目いっぱい前を向いて、自信をもって走り抜いていきたいです。

SixTONES 「PARTY PEOPLE」

去年、YouTube限定で突如解禁されたSixTONESの夏うた。

華やかで賑やかでカラフルなMVが最強に「陽属性」な、見ているだけでも、聴いているだけでも元気が溢れてくる楽曲です。

この曲を聴きながら歩いていると、自然と足取りが弾んで、肩を揺らしてしまうのは私だけではないはず。

問答無用で「陽」のほうへ手を引いて迎え入れてくれる、その明るさと屈託のなさが大好きです。
去年の私の感想記事も、よろしければぜひ。


まとめ

今回のプレイリストは、穏やかで落ち着いた曲から、段々明るく力強い曲のグラデーションになるように組んでみました。

「箱庭のコラル」入れたい! 
でも「PARTY PEOPLE」も外せない! 
そんな、欲張りな思考から生まれたプレイリストです。我ながら、私の「好き」が溢れに溢れた記事になりました。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

この音楽たちが、皆さんの素敵な夏をより一層、鮮やかに彩る存在になっていたら嬉しいです。


今回お借りした見出し画像は、波打ち際の砂浜の写真です。海の青のグラデーションが素敵で、即決でした。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の記事が、皆さんの心にほんのひと欠片でも残っていたら、とても嬉しいです。 皆さんのもとにも、素敵なことがたくさん舞い込んで来ますように。