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瑞田 信仁 / Shinji Tamadaのポートフォリオ

「瑞田さんって、何の仕事をしているんですか」

よく聞かれる質問ですが、実はいつも答えに少し困ります。

ソーシャルビジネスやローカルビジネスの立ち上げやプロジェクトマネジメント、若者のキャリア形成の支援、様々なチームの組織づくりやビジョン構築、地方創生関連、関係人口づくり、行政との協働事業等……関わるプロジェクトや事業は多岐に亘り、ライターであり、コーチであり、坊さんでもある。
いろいろな側面があり、どの面も全部、「瑞田 信仁」というひとりの人です。
でこぼこで、複雑な多面体である「瑞田 信仁」の、全体を少し見える化したいと思い、ポートフォリオをつくりました。




プロフィール

瑞田 信仁(たまだ しんじ)

1986年、香川県香川郡香川町(現高松市)生まれ。
高校卒業まで香川で過ごす。高松高校卒業後、上京。一橋大学社会学部入学。内藤正典教授の元で、イスラーム社会と西欧社会の関係性を宗教の側面から紐解く多文化共生論を専攻。卒業後、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)入構。地方都市の再開発事業を担当(札幌市を中心に東日本の地方都市担当)。
2013年より、仕事の傍ら、東京の四国を思う若者と四国をつなぐ「四国若者1000人会議」の企画・運営に参画。これをきっかけとして独立。2014年に一般社団法人四国若者会議を設立。
その他、㈱四国食べる通信や、㈱電脳交通にも参画、実家である稱讃寺の副住職(17代目)も務める。


ミッション・ビジョン

  • ひとりひとりが、豊かなつながりを持ち、自分の動機を基点に、自律的に生きる

  • ひとりひとりが、物事を自分で「決める」ことができる


関わりかた

関わり方のプロセス
独立後の役割の変遷

四国の若者のヒト・コト・モノ・情報のハブとなり、民間企業や地方自治体と連携しながら、地域の様々な事業や課題解決に関わっています。地域や組織やプロジェクトが抱える課題と、自身のリソースを掛け算し、最も価値を創出できる関わりをしながら、事業や仕組みや環境をつくります。

特に関わることが多いのは、
・ソーシャル/ローカルビジネスの事業企画やプロジェクトマネジメント
・若者の働き方やキャリアに係る教育やキャリア形成支援
・地域への関係人口創出に係る事業企画
等、です。上図のように、関わるチームやステークホルダーのニーズに合わせ、様々な関わり方をします。また、独立後に担う役割も変遷しています。

ひとつひとつの組織や地域やプロジェクトが抱える課題や状況、ひとりひとりの動機や置かれた環境が異なることを尊重し、それぞれに応じたプロジェクト型のチームをつくり、課題解決や仕組みづくりを支援しています。
また、自分のリソースで価値提供・課題解決が難しい場合は、自分が持つネットワークの中で最適な人やチームとつなぐこと・ネットワーキングを支援します。

関わる中で、何より大切しているのは、動機や夢を基点とした仕組みや事業やアクションを通じ、「自律的に生きること」。そのために、様々な物事を「自分で決めること」
関わる個人や組織が、動機を基点に自律的に歩み続けられるよう、自律や意志決定を支える形で関わります。

特に、トランジション(岐路)にある個人やチームに、“良い変化”や“深い気づき”が生まれる関わりをします。良いきっかけや関わりにより、深い気づきを得ることで、人は誰でも、大きく変われます。

(再掲)


■ 関わることの多い事業や領域

  • ソーシャルビジネスやローカルビジネスの事業企画やプロジェクトマネジメント

  • 若者の働き方やキャリア教育に係る事業企画やプロジェクトマネジメント

  • 関係人口創出(移住促進)に係る事業企画やプロジェクトマネジメント

  • 自治体等、パブリックなセクターも交えた協働事業
    └行政と民間の官民連携で進める事業企画やプロジェクトマネジメント

  • 各種、目的に応じた場づくりの企画

  • チームビルディング、組織開発、人材育成等

  • コーチング、ファシリテーション、メンタリング等

  • 広報/PR企画、ライティング、プレゼンテーションの構成企画等

  • その他、四国×若者のネットワークをベースとした、コンテンツ企画やチームづくりやネットワークづくり

■ 関わりを通じてできること

  • 動機や自律を尊重しながら、形にすること(質を高めること)

  • 物事や状況の構造化、その前段となる目的志向

  • ロジカルな思考(左脳)と非言語の感情(右脳)をハイブリッドした向き合い

  • 複数の視点・切り口から見ること(視点・切り口を増やすこと)

四国若者会議のコンセプト

ローカルにおける多様なキャリア・働き方・生き方を伝え、多様な角度から「気づき」の刺激を生みながら、「動機」と「つながり」が生まれる「場」をつくる。
場づくりを通じて生まれたつながりを軸に、四国の若者のヒト・コト・モノ・情報のハブとなる。


過去の事業実績等

■ 四国若者1000人会議(2013年~2016年)

■ 香川県 高松市|移住促進事業(2017年〜)
└高松市の移住促進事業の立ち上げ。事業のミッションやコンセプトの策定から、実際の事業企画や事業運営の役割を担う。
■ たかまつ移住起業応援プロジェクト(2019年)
■ 高松市 創造都市推進懇談会(U40)|高松仕事プロジェクト

■ 奥四万十移住定住促進協議会|関係人口創出事業(2017年~)
└高知県・奥四万十地域の5つの市町(須崎市・四万十町・中土佐町・津野町・梼原町)が広域連携で移住促進・関係人口創出に取り組むため、協議会の立ち上げから、ミッションやコンセプトの策定、実際の事業企画や運営の伴走の役割を担う。

■ 高知県 須崎市|移住促進・関係人口創出事業
└須崎市の社会人口減少に対する、中長期的な移住促進・関係人口創出の取り組みのコンセプトの構築及び事業企画の伴走の役割を担う。
■ NPO法人暮らすさき|アドバイザリー

■ 高知県 津野町|移住促進・関係人口創出事業

■ 四国女子会(2015年~2018年)

■ 瀬戸内ワークス

■ co-ba takamatsu|立ち上げ+アドバイザー(2018年~)
└穴吹興産株式会社が、香川県初のコワーキングスペースを立ち上げるにあたり、ミッションの構築・コンセプトメイク等から、コミュニティマネージャーの育成支援、事業企画や事業運営まで、数年に亘りアドバイザーとして全面的に支援する役割を担う。現在はアンバサダー。

■ co-baゼミ
└香川の起業家等の事業成長を図るためのコミュニティ事業。

co-ba takamatsuにおける、関わり方のプロセス

■ 広域連携SDGsモデル事業(高知県土佐町・高知県本山町・香川県高松市)|流域連携を通じた持続可能な ⽔源の保全・涵養を実現する中間⽀援組織 「グリーンアクセラレーター」構築事業
└土佐町・本山町と高松市という河川の水源域と利水域における広域での連携を図り、水源の保全・涵養やそのための産業等を持続可能な仕組みをつくるための公益財団法人(中間支援組織)の設立と持続的な事業運営。
└2024年1月、一般財団法人もりとみず基金 設立。

広域連携SDGsモデル事業の概要
一般財団法人もりとみず基金の概要

■ なえどこ たねびと教室 (香川大学)

■ 高校生のキャリア教育支援事業 講師 (高松桜井高校)(2017年〜)

■ 高校生の地域探求プログラムの企画・運営(観音寺総合高校×瀬戸内フレスコボール協会)

■ 香川で働く選択肢を広げるラボ(株式会社ゴーフィールドとの共催)

■ 高松市 移住ナビ(2017年~)
└「センパイ移住者」ページ|企画・取材・ライティング・編集

■ 四国経済連合会 協働事業|少子化対策委員会・女性活躍推進委員会 企画及び調査業務(2015年~)

■ Next IRIAI Lab.|設立メンバー(研修・場づくり担当)|地域における持続可能性向上に寄与する観光開発・ワーケーション事業

コミュニティ・オーガナイジング ワークショップ(2018年・2023年)|地域におけるリーダー育成・地域活動及びコミュニティ活動等支援

■ 株式会社電脳交通|人事・採用・広報/PR(元 経営管理部長)
└徳島県発の交通系ITスタートアップに創業初期から参画。事業部のマネージャー、経営管理部長を務めた後、現在は人事・採用・広報を担当。

■ コーチング

  • THE COACH インテグレーションコース 終了

  • 有償クライアント 累計7名

  • 有償セッション 累計約50時間


掲載実績・講演実績・委員等

■ 掲載実績

日本経済新聞、讀賣新聞、四国新聞、徳島新聞、愛媛新聞
かがわ経済レポート、ビジネス香川(下記)、四国大陸 他

■ 講演実績

  • 四国の地域おこし協力隊 交流勉強会 コーディネーター

  • AMA国づくり観光会議 基調講演

  • 四国経済連合会 理事懇話会

  • 「とくしま回帰」インターン実践セミナー 講師

  • 「ふるさと名物」応援セミナー 講演

  • 香川大学 公開講座「地域活性化と観光創造」 講師

  • かがわ暮らし入門セミナー 講師

  • 高松桜井高校 総合学習 講師(2017年~)

  • (メンター)Bari Challenge University 2016 (岡田武史学長賞)

■ 委員等


将来やりたいこと (今準備中のこと) ①

「自分のお寺に、人が学び・気づき・育つ場をつくること」

■ 背景・想い

  • お寺は、若者はもちろん、今を生きる人にとって、残念ながら縁遠い存在になっています。
    今、お寺が果たしている役割・機能は、「人を救う」ことだと思います。その極限的な事柄が、大きな喪失感を生む、人の死です。人の死は、ハレとケでいう、大きな困難に直面した“ハレ”であり、その極限的な非日常の状況において、お寺は宗教を通じて人に寄り添い・支え・救う役割を担っています。
    では、“ケ”である日常において、お寺はどんな役割・機能を有すると良いのか。死から縁遠い人、まだ救いを求めていない人にとって、お寺はどんな価値・意味を持てると良いのか。それが、「人が学び・気づき・育つ」役割・場・環境ではないかと考えました。
    お寺が、困難に直面した“ハレ”のときには人に寄り添い・支え・救い、日常の“ケ”のときには人が学び・気づき・育つ場にしたい。そう考えています。

  • 「ひとりひとりが、豊かなつながりを持ち、自分の動機を基点に、自律的に生きる」「ひとりひとりが、物事を自分で『決める』ことができる」をミッションに、様々な場や仕組みや環境をつくってきました。
    その経験から、より長期的に・より持続的に・より密度濃く行う場・仕組み・環境を持ちたいと考えるようになりました。次のステップを考えたときに、前述の課題意識も重ね、お寺を「人が学び・気づき・育つ場」にすることで、自身のミッションをより強く実現したいと考えています。

■ コンセプト(案)

  • 自分で「決める」ことができる人が育つ場

    • 決めること(そのリスクや恐怖心)と自分で向き合い、勇気を持って決めて挑戦できる、自分なりの答えを出すことを経験できる場

    • 学校や職場や家庭ではないサードプレイスだからこそ、しがらみから距離を置き、リスクを減らし、ハードルを下げて、挑戦できる場

    • 決めることや勇気を持った挑戦を、みんなで賞賛し合える場

    • 仮に挑戦が望まない結果に終わっても、その失敗も含めて賞賛し、必ずリカバリーの道や次の選択肢を全力でサポートする場

    • 一連のプロセスを通じて、ひとりひとりが決めることを経験し、自律性を育む場

  • 自分の動機や価値観を育み深める場

    • 決めることに向き合うための、自身の内発的な動機や価値観を深く見つめる場

    • 多様な人や場(コンテンツ)から、自身の内発的な動機や価値観を刺激しあう場

    • 自分の動機や価値観を育み深めながら、自らをアップデートする場

  • 動機を形にするための武器を磨く場

    • 育んだ内発的な動機を、社会でどう形にするか、形にするために必要なことが何か、向き合う場

    • 多様な人や場(コンテンツ)から、関係性・知識・情報・スキルを育み、動機を形にするための自らの武器を磨き、挑戦の糧にする場

  • 同士が生まれる場

    • ひとりひとりの意志決定や挑戦を応援・賞賛しあう同士がいる場

    • 様々な動機・経験・視点・智慧を持ちながら、お互いの動機を刺激しあい、お互いの動機を形にすることを支援しあう同士がいる場

  • 「楽しい」「行きたい」「関わりたい」と感じられる場

    • 意味や目的や成長だけでなく純粋な楽しさがある場

    • 自律的に関わりたいと感じられる場

    • アクティブなコミュニティ

■ 場を有機的・効果的なものにするアイデア(案)

  • 自分で学びたいプログラムを、自分で発意でつくることができる
    └学びや気づきを最大化するためのプログラムづくりを支援する

  • 教える人と教えられる人が混ざりあう

  • 共有体験ができる
    └協働のプロジェクト完成させる経験ができる
    └その過程で、様々な刺激を得て、横のつながりも育み、同士が生まれる

  • オンラインとオフラインをハイブリッドして運営する

将来やりたいこと (今準備中のこと) ②

「香川において、社会課題や地域課題に向き合うソーシャルビジネス・ローカルビジネスの起業家や、地域におけるアクティブなキーマンが、生まれ・つながり・刺激しあい・化学反応を生む、有機的なエコシステム・コミュニティをつくること」

■ 背景・想い

お寺における人が学び・気づき・育つ場をつくることに加え、より自分の住む地域・香川において、ソーシャルインパクトが大きい仕組み・環境をつくることを目指したいと考えています。自分の内発的な動機と、リソースやネットワークを最大限に形にできるのは、上記のような地域におけるより化学反応が大きい新しい仕組み・環境(エコシステム)をつくることではないかと考えています。

将来やりたいこと (今準備中のこと) ③

「ローカルにおける、次の世代への“恩送り”をしていく、仕組み・システム・コミュニティをつくること」

■ 背景・想い

上記のエコシステム・コミュニティの中に、生産性や効率性だけではない、また今の世代のためだけではない、ローカルの次の世代へ恩を送っていく、そしてそれが連鎖していくような仕組み・環境(エコシステム)をつくりたいと考えています。


関心マップ

最後に、自分の価値観や関心や好きなもの等について、仕事に関するものからプライベートに関するものまで、マップにまとめました。瑞田 信仁のパーソナリティを知る、一助になれば幸いです。

関心マップ


ソーシャルメディア等


お問い合わせ先

contact@shikoku1000.jp


ご覧いただき、ありがとうございました。
自分の関わりが、「ひとりひとりが、豊かなつながりを持ち、自分の動機を基点に、自律的に生きる」「ひとりひとりが、物事を自分で『決める』ことができる」ことにつながればうれしいです。

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瑞田 信仁 / Shinji Tamada
記事をご覧いただき、本当にありがとうございました。いただいたサポートは、多様な働き方・生き方を伝え、ひとりひとりが自分の動機を基点に生きる、そんな気づきを生める創作に活用させていただきます。

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