瑞田 信仁 / Shinji Tamada

「ひとりひとりが、豊かなつながりを持ち、自分の動機を基点に、自律的に生きる」「ひとりひ…

瑞田 信仁 / Shinji Tamada

「ひとりひとりが、豊かなつながりを持ち、自分の動機を基点に、自律的に生きる」「ひとりひとりが、物事を自分で『決める』ことができる」をミッションに、地域で人に「動機」や「つながり」が生まれる仕組みや場や環境をつくりながら、「自律」や「決めること」を支援しています。たまに坊さん。

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  • 四国働き方図鑑

    四国の、いろいろな人や会社のおもしろい働き方、その背景にある動機や物語をお伝えします。

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瑞田 信仁 / Shinji Tamadaのポートフォリオ

「瑞田さんって、何の仕事をしているんですか」 よく聞かれる質問ですが、実はいつも答えに少し困ります。 ソーシャルビジネスやローカルビジネスの立ち上げやプロジェクトマネジメント、若者のキャリア形成の支援、様々なチームの組織づくりやビジョン構築、地方創生関連、関係人口づくり、行政との協働事業等……関わるプロジェクトや事業は多岐に亘り、ライターであり、コーチであり、坊さんでもある。 いろいろな側面があり、どの面も全部、「瑞田 信仁」というひとりの人です。 でこぼこで、複雑な多面

    • 「地域に貢献したい」という想いを持つ人こそやりがいを持てる地方銀行の仕事

      「地域のことが好きで、地域に貢献したいという想いを持っている人は多いです。そういう想いを持っている人こそやりがいが大きいと思います」 インタビューの中で、こんな言葉が返ってきた。話を聞いたのは、香川県の第一地方銀行として、長年地域の経済を支える百十四銀行で活躍する女性社員のお三方。「地域に貢献したい」という想いを持つ若者が増える中で、地方銀行のキャリアはその選択肢のひとつであり、お三方曰くそんな想いを持つ人こそやりがいを持てる環境だという。それぞれのキャリアについて話を聞く

      • 地域の暮らしに、楽しみや潤いを生む場所をつくる仕事

        「身近で親しみのある場所です。幼少期から、家族や友達と遊びに行く場所といえば、フジでした」 「フジに抱く印象」を聞くと、インタビューを受ける3人は揃って同じことを語った。フジは、食料品・衣料品・日用雑貨品等の小売販売を行う総合小売業で、愛媛県を中心に中四国で102店舗を展開している。そのひとつひとつの店舗が、地域の人たちが愛着を持つ場所になり、地域の暮らしに楽しみや潤いを生んでいる。 今回、フジで活躍する3人の女性社員から話を聞いた。フジの店舗に生まれる愛着は、商品の魅力だ

        • 地域経済を支える地方銀行の多様な取り組み、地銀での女性社員のキャリア

          地方へのUターンを志す人の中には、就職の選択肢に地方銀行を考える人も少なくないのではないだろうか。47都道府県の全てに地場の金融機関は存在し、地域経済を長年に亘り支え続けている。 今回、地域経済を支える地方銀行の多様な取り組みの一端や、地域経済の最前線で活躍する女性のロールモデルをお伝えするため、徳島県の阿波銀行で活躍する3人の女性社員の方から話を聞いた。 〈インタビュー相手〉 ■ 川真田 亜弥子(かわまた あやこ)さん:株式会社阿波銀行 経営統括部 副部長 SDGs推

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        • 四国働き方図鑑
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        記事

          「スポーツに関わる仕事がしたい」という想いが、「地域に恩返しし還元する仕組みをつくりたい」という想いに深化した理由

          スポーツ、七面鳥、地域おこし協力隊……一見全く結びつかない3つの言葉が結びつくキャリアを歩むのが、高知県中土佐町大野見に地域おこし協力隊として着任し、松下商店として起業し様々な事業を展開する松下昇平さんだ。中土佐町は、2006年に中土佐町と大野見村が合併したまちで、現在6,200人程が暮らしている。松下さんは、2017年に中土佐町大野見の地域おこし協力隊として活動を始めた。地域で自律的に活動し、また事業を拡大し地域に雇用を生むことに成功している松下さんに、ご自身のキャリアにつ

          「スポーツに関わる仕事がしたい」という想いが、「地域に恩返しし還元する仕組みをつくりたい」という想いに深化した理由

          外国人材が四国で働くことで生まれる価値と可能性

          「良い人が採用できない」 地方のほとんどの会社が、この課題を抱えているのではないだろうか。愛媛県新居浜市のアビリティセンター株式会社は、人材派遣・人材紹介等、総合的な人材事業を展開し、その課題に向き合っている。その中で、近年は、外国人材の採用と日本への就業を支援する事業のニーズが高まっている。日本での外国人労働者数は、全国的に増加の一途を辿っており、四国も例外ではない。これからも、四国の様々な業界において、外国人の採用は加速することが見込まれる。 今回、話を伺ったのは、ア

          外国人材が四国で働くことで生まれる価値と可能性

          自分を深くアップデートする時間を持つ|コーチングについて

          ひとりひとりが、物事を自分で「決める」ことができる ひとりひとりが、豊かなつながりを持ち、自分の動機を基点に、自律的に生きる この自分のミッション実現のための方法のひとつとして、コーチングを始めました。 コーチングに関心をお持ちの方、コーチングを実際に受けられる方のために、自分の行うコーチングについて、伝えたいことをまとめました。 コーチングの概要コーチングは、自分が望んでいること・悩んでいること・気になっていること等、コーチングを受ける人(=クライアントと言います)

          自分を深くアップデートする時間を持つ|コーチングについて

          香川にある世界トップクラスのものづくりの現場

          「マキタは、香川より海外の方が、名前を知られているかもしれないですね」 インタビューの中でふと漏れた一言。「地方には魅力的な仕事がない」という声はよく聞かれる。確かに仕事の数が少ないのは事実だが、魅力的な仕事が世間に伝わっていないことも多い。株式会社マキタも、そんな十分に魅力が伝わっていない会社のひとつだと思う。 マキタは、小型船舶用エンジンの世界トップのメーカーであり、90%以上の社員が香川県高松市で働きながら、世界基準のものづくりを実践している。さらに、エンジンという

          香川にある世界トップクラスのものづくりの現場

          自然の中で最先端の働き方ができる「地方創生」を体現するまち

          川のせせらぎが間近に聞こえ、木々の緑が映えるのどかな風景。町内に電車の駅はなく、最寄駅までは車で40分、バスも1時間に1便あるかないかで、コンビニは1軒だけ。まちのある古民家の扉を開くと、リノベーションされた屋内に、最新のIT機器や通信環境が揃う。そんなアンビバレントな場所が、今回紹介する徳島県神山町の「えんがわオフィス」だ。 (神山町の風景) (えんがわオフィスの外観) 「地方創生」という言葉で、思い浮かぶまちはどこだろう。 持続可能な地域づくりを掲げ、都市部の大企業

          自然の中で最先端の働き方ができる「地方創生」を体現するまち

          愛媛の“いいもの”に光を当てる。“好き”をライフワークにする

          株式会社エイトワンは、一言で事業を説明するのが難しい会社だ。今ではブランドとして広く認知される今治タオルを取り扱う「伊織」、愛媛の柑橘を使った商品の開発・販売を行う「10“TEN”」、宇和島の伝統的な鯛めしを提供する飲食店「丸水」等、様々な事業を展開する。無理やり一言で言うならば、「愛媛の“いいもの”に光を当てる」会社だ。 エイトワンの事業は、道後温泉のホテル経営から始まった。ホテルのお客様から「今治タオルはどこで買えるの?」と尋ねられたが、当時松山では今治タオルを買える場

          愛媛の“いいもの”に光を当てる。“好き”をライフワークにする

          言葉の持つ力を信じること | 中村勇亮さん

          「人生で、最も心に残っている一作は何ですか」 映画、音楽、演劇、絵画、本……人生を変えた一作があるという方、そんな大切な作品への愛を止めどなく語れる方も多いのではないだろうか。 高松市の田町にある「本屋ルヌガンガ」は、そんな一冊との出会いが生まれる場所だ。店主の中村勇亮さんは、安定したサラリーマンの仕事を辞め、独立して本屋を開業するという道を選んだ。出版不況が叫ばれ、Amazonを始めとしたインターネットが全盛の中、決して安穏な道でないことは誰しも分かるはずだ。 なぜ、

          言葉の持つ力を信じること | 中村勇亮さん

          生まれ育ったまちの文化をつくる仕事 | 松下文さん

          「それでは、今からまちの歴史や特産を勉強しましょう」 そんな先生の一言から始まる授業が、小学校では必ずある。自分たちが暮らすまちの歴史や、地理や産業を学ぶ時間。しかし恥ずかしながら、「地元の特産って何?」と聞かれても、大した答えを返せる自信がない。 香川県には、国産手袋の90%以上を生産するまちがある。香川県東かがわ市。人口30,000人程度の決して大きくないまちで、国産手袋のほとんどを生産している。しかし、知られていない。地元にも浸透しているとは言い切れない。産業や特産品

          生まれ育ったまちの文化をつくる仕事 | 松下文さん

          好きなことを続けることの深み ​

          小学校5年生から大学2年生まで一貫した将来の夢が、スポーツライターだった。 スポーツが好きになってから昨日まで、イチロー選手は第一線に立ち続け、イチロー選手から様々なギフトを受け取ってきた。 イチロー選手の引退は、自分の命がある中で、最も大きな喪失感を伴う引退になるかもしれない。 そもそも、物心ついたときから今まで、イチロー選手がいない野球界を、知らないのだから。 イチロー選手の引退会見を見て、1番強く感じたことは、 「好きなことを続ける」ことの“深み”だった。 貫いたも

          好きなことを続けることの深み ​

          人生で何を大切にしているかと聞かれたら

          家族・健康・お金・経験・やりがい・環境・ふるさと…… 僕は、今のところ「動機」と「つながり」だと答えます。 「動機」を別の言葉で言い換えると、 モチベーション・やりたいこと・好き・強い想い・志…… 「つながり」を別の言葉で言い換えると、 関係性・信頼・家族・友達・共感し合う仲間…… お金が一銭も無くて、病床で伏せっていたとしても、 お見舞いに来て話ができる大好きな人がいてくれて、 生きる動機・やりたいことがまだある状態なら、 ギリギリ幸せなんじゃないかと思っています。 独

          人生で何を大切にしているかと聞かれたら

          「書こう」と思ったもっともらしい理由

          「たまださんって何をされてる方なんですか」 頻ぱんに聞かれるこの質問に、いつも四苦八苦します。 すいません、実は、自分でもうまく説明できないのです。 サラリーマンを辞めて、3年半。 望んだことではあるけども、 何が仕事で、何がプライベートか、 境目がよく分からない日々を送っています。 公私混同したはたらきかた。 皆さんに、「たまだしんじ」はどう見えるのでしょう。 ・法人の代表だよね ・ローカルな活動に熱心に取り組んでいるよね ・坊さんだよね いろいろな見え方があり、どの面

          「書こう」と思ったもっともらしい理由