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【青空朗読vol.9】新見南吉作:ごんぎつね
少し間が空いてしまいましたが、今日は新見南吉氏の「ごんぎつね」を朗読いたしました。 もう何千人もの俳優・声優・ナレーターの方々が朗読されている有名な作品ですので、うまく表現できたかはわかりませんがお暇なときに聞いて頂ければ幸いです。 ところで一般的によく知られているこの「ごんぎつね」。実は新見南吉氏の原文ではなく、雑誌「赤い鳥」の主宰者・鈴木三重吉氏によりいくつか手を加えられ、書き換えられたものだそうです。 元の表現とは異なる部分が多々あるようでして、ご興味のある方は草稿版の方も読んでみてはいかがでしょうか。 それではまた。 朗読引用元 https://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/628_14895.html
【青空朗読vol.8】夢野久作作:きのこ会議
こんにちは。 今日は夢野久作氏の「きのこ会議」という作品を朗読いたしました。 色んなキノコが登場してくる楽しいお話となっております。 夢野久作というと怪奇物などが多いイメージですが、意外にも童話なども多く書かれております。 昔ドグラマグラを読もうと手を出したのですが、上巻で挫折した記憶が…。 いつか読破したいと思います。 ちなみに私が好きなきのこ料理はなめ茸の瓶のやつです。 あれさえあれば何杯でもご飯を食べられます。 それではまた。 朗読引用元 https://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/46694_27682.html
【青空朗読vol.7】中島敦作:セトナ皇子(仮題)
こんにちは。 今日は中島敦氏作「セトナ皇子(仮題)」を朗読いたしました。 古代エジプトの聡明な皇子がふとした疑問に囚われ一生を終えてしまうというお話。 中島敦の文章はそれ自体は読みやすいのですが、難しい言葉が多く使われているので原文と照らし合わせて聴くとわかりやすいかと思います。(それだと朗読の意味がないのでは?という疑問はスルーで) 劣等生の私も山月記だけは妙に心に残り何度も読んだ記憶があります。 それ以外の作品「弟子」や「名人伝」もとても好きです。やはり難しい語句は多々引用されておりますが。。。 それではまた。 朗読引用元 https://www.aozora.gr.jp/cards/000119/files/56244_53071.html
【青空朗読vol.5】富田常雄作:柔道と拳闘の転がり試合
今日は姿三四郎の小説でも有名な富田常雄氏作「柔道と拳闘の転がり試合」という作品を朗読いたしました。 これは日本の柔道とアメリカのボクシングが戦った場合どうなるのかと言った内容のお話です。 猪木VSモハメド・アリ戦よりも前に書かれた作品です。 今回は動きのある文章が多かったので試合中などはスピーディに読むように意識しました。 ちなみに柔道の読み物で私がとても好きなものは小林まこと氏の「柔道部物語」と増田俊也氏の「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」のこの二つです。 これらにはナレーターになる上での、努力の仕方を学びました。 それではまた。 引用元 https://www.aozora.gr.jp/cards/001958/files/58935_63608.html