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【ナレーションメモ】ストレートナレーションについて①

こんにちは。ナレーターの加山真司と申します。
普段はTwitterなどで愚にもつかない事を呟いておりますが、ナレーションに関してはそれなりに真面目に向き合っております。

さて、そんな私の書いたnoteを読んでみたいとのリクエストを頂いたので参考程度までにナレーションについて触れてみたいと思います。

ナレーションと一口に言っても発声や滑舌、表現、文章の読み解き方、スタジオでの振る舞い、宅録の方法…などなど多岐にわたります。
これらに関してはもうすでに色んな方が研究していて今更私が文を連ねてもしょうがない気がしますので、ここでは『自分ならどうするか?自分ならこう読んでみる。』と言った程度に留めて、書き記していきたいと思います。

今日のテーマは表題の通り「ストレートナレーション」。
簡単な様で一歩間違えると棒読みになってしまったり、単調で表現が怖くなってしまったりします。

さて、ここに一枚のナレーション原稿があります。

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栃木県市貝町紹介VP

栃木県の東部に位置する市貝町。
自然と人が響きあう、うるおいのある町です。
日本でも有数の規模を誇るシバザクラや、豊かな田園風景を
満喫できる真岡鉄道。
今回は、市貝町の魅力あふれる観光の数々をご案内しましょう。

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地域を紹介するシンプルなVPの原稿ですね。
これを例にとってポイントなどを紹介いたします。


…と思ったのですが、文章にすると結構大変な事に気付き、これらは音声で説明したいと思います(笑)
下記にまとめましたのでご参考くださいませー。 あくまで私のやり方です。


どうだったでしょうか?ポイントだけ書き出すと
・弧を描く様に読む。
・普段のトーンより気を張って読む。
・助詞を立てない。
・笑顔を意識する。
・うねる様に読まない。
・裏声を気を付ける。

以上となります。参考になったでしょうか?

ちなみに上記のポイントはあくまで今回の原稿に限ったものですので、場合によっては声量を抑えて読んだり、あえて助詞を立てたりする原稿もあるので、それはまたどこかの機会で触れたいと思います。

ありがとうございました。

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