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サービスデザイナー | 人間中心設計専門家。森を歩き、走ります。自然 • デザイン •…

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サービスデザイナー | 人間中心設計専門家。森を歩き、走ります。自然 • デザイン • 日々感じること、それらが何処かで繋がるのを楽しみに、自由に書いてます。

マガジン

  • 仕組みのデザイン Lab

    • 34本

    世の中の「仕組みのデザイン」を考えるLab。 「仕組みのデザイン」とは、課題解決や価値創造が、局所的ではなく持続的に循環していくサイクルそのものをつくることと考えます。 アジケが収集する身近な仕組みのデザインや、みなさんのnoteの中から「よりよい仕組みのデザイン」をピックアップさせていただきます。 運営:株式会社アジケ(https://ajike.co.jp/)

  • コ・デザイン日記

    様々な方と「共にデザイン」させて頂く中で得た学びを書いていきます。

最近の記事

自走型組織の開発には「生きた行動指針」が必須という話

こんにちは。アジケでサービスデザイナー/デザインコンサルタントをしております、はまちです。 普段は、クライアント企業さまに対して、デザイン組織開発や人材育成のご支援をさせて頂いております。 ・・・ さて、営利であれ非営利であれ、それが何らかの組織である限り、そこには必ず組織として果たすべきミッションや達成すべき成果があると思います。 そして、その組織を機能させ、成果を最大化するための役割を担うのがリーダーですが、リーダーが1から全ての意思決定を行うには物理的な限界があ

    • アイデア発散時に意識したい!人が無意識にかかる「4つの罠」

      こんにちは。アジケでサービスデザイナー/デザインコンサルタントをしております、はまちです。 以前、別の記事にてアイデア出しをする時に知っておきたい事実と、大切にしたい態度について書かせて頂きました。 さて、いざ態度を改めアイデア出しに臨もうとしても、これまでの思考癖が邪魔をして、なかなか「完全な拡散思考」に振り切れないものです… そういった時、少なくともどんな思考癖が拡散思考への切り替えの邪魔をするのかを把握していれば、自身の思考の軌道修正の助けになるのではないでしょう

      • 専門的・複雑な要件を理解し、議論を前に進めるために意識したい2ステップ

        こんにちは。UXデザイナーのはまちです。 デザインパートナーとして、様々な業界のクライアントのご支援をしていると、必ず「クライアントの複雑な業務について正しく理解をしなければならない」という壁にぶつかります。 それが、専門性の高い業務だったり、様々なステークホルダが関わってくるようなサービスになってくると、話は更に複雑になります。 もちろん、短期間で先方と同じレベルの理解を持つことは不可能に近いですが、パートナーとして理想のサービスづくりの伴走をするためには、押さえてお

        • アイデアを生み出すのは性格でも才能でもなく「態度」という話

          こんにちは。UXデザイナーのはまちです。 私は昨年、DXという文脈で、あるクライアントの新規プロダクトの要件定義からUI/UXデザインのご支援をさせて頂きました。 そのプロジェクトでは嬉しいことに「サービス名の検討」も弊社に任せて頂いたのですが、私はあまり斬新なアイデアを思いつくようなタイプの人間ではなく、正直言って検討当初は中々「これだ!」と思えるアイデアが浮かばずに悩んでいました。 ところが、アイデアについてのある事実に気づいてから、自分自身に大きな変化が起こり、結

        自走型組織の開発には「生きた行動指針」が必須という話

        • アイデア発散時に意識したい!人が無意識にかかる「4つの罠」

        • 専門的・複雑な要件を理解し、議論を前に進めるために意識したい2ステップ

        • アイデアを生み出すのは性格でも才能でもなく「態度」という話

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        記事

          サービスブループリントの活用4ステップ

          こんにちは。UXデザイナーのはまちです。 この記事は、サービスブループリントを有効活用するための方法や考え方について考えるシリーズの、第三弾となります。 第二弾では、サービスブループリントを有効活用するために大切にしたい5つのことについて書きました。 今回は、実際のプロジェクトでこのツールを有効活用するための4ステップについて書いていきたいと思います。 ※ 今回ご紹介するステップは「単純な既存のサービス改善ではなく、既存サービスを土台に、新たな別のサービスを設計をする

          サービスブループリントの活用4ステップ

          サービスブループリントを活用するために、大切な5つのこと

          こんにちは。UXデザイナーのはまちです。 この記事は、サービスブループリントを有効活用するための方法や考え方について考える、第二弾の記事となります。 前回の記事では、そもそもサービスブループリントとは何か?サービスブループリントはどのような点に優れているのか?といった点について記載しました。 今回はその知識を前提に、このツールを有効活用するために大切にしたい、5つのことについて書いていきたいと思います。 1. 使う目的を明確にすることサービスブループリントは、あくまで

          サービスブループリントを活用するために、大切な5つのこと

          サービスブループリントが担う3つの役割

          こんにちは。UXデザイナーのはまちです。 昨今は、言うまでもなく様々なサービスにおいて、提供側とユーザーの接点が多様化しているかと思います。 そして、そういった接点の多様化は、サービスで何か問題が起きている時、その問題が必ずしも一つの接点で完結する話ではなく、様々な箇所で、様々な要因が関係し合いながら発生している可能性があることを意味しています。 逆に言えば、ユーザーが「心地よい」と思えるサービスを実現するためには、様々な接点の裏側にあるサービス提供側の仕組みも含め、包

          サービスブループリントが担う3つの役割

          デザイナーとして大切にしたい「余白と制約」

          こんにちは。はまちです。普段は東京のデザイン会社にてUXデザイナーとして働いています。森が好きで、たまに近郊の山にも現れます。 2021年は、IT事業会社からデザイン会社へと転職し、デザイナーとしてのキャリアが本格的に始まった一年目となりました。 今回は、そんな一年を振り返り感じた「デザイナーとして大切にしたいと思ったこと」について少し書きたいと思います。 今年やったこと今年は、クライアントの方々に対して、主に下記3つのご支援をさせて頂きました。 それぞれ異なるプロジ

          デザイナーとして大切にしたい「余白と制約」

          アジケの日報に感じた、リモート環境下でも組織文化が醸成される「仕組み作り」

          こんにちは。UXデザイナーのはまちです。 私は今年の5月にアジケに入社したのですが、選考時も全てリモート、そして入社後も、世の中の状況に応じてフルリモート、もしくはリモートと出社のハイブリッドというスタイルで働かせて頂いています。 前職でも基本的にフルリモート勤務だったので、こういった環境には慣れていたのですが、入社してから「これって良い仕組みだな!」と思ったことがありました。 それが、アジケで導入されている「日報の仕組み」です。 今回は、なぜその仕組みが良いと思った

          アジケの日報に感じた、リモート環境下でも組織文化が醸成される「仕組み作り」