[仕事のヒント] 無駄を省く大切さについて
こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。
無駄な仕事
仕事をしていると、何をどう考えても無駄だなと思う事というのがあるものです。
そうは思いたくないので、「無駄な仕事なんて一つもない!全て経験だ!」なんて激しいポジティブシンキングをかましたいところです。
しかし、そうは言っても効果がぺらんぺらんに薄いのに、準備に死ぬほど時間がかかっていればそれは明らかに無駄です。
自分の掘った穴を後からもう一度埋めるみたいな激しく無駄なことが大好きな人はいないと思うので、おそらくこうした無駄をなるべく避けようと、みんな努力すると思います。
こうした無駄を省くには、どういったところに気をつければ良いでしょうか。
効果と単純化
無駄をなるべく省くためには、まずそれがどれだけ効果があるかということを最初に考えるようにした方が良いです。
これは、例えば準備がものすごく大変なのに、一瞬しか効果がないようなことはやらないということです。
また、なるべくできるだけどんな人にも分かりやすいように、単純化していくというのも大事です。
例えば、一回聞いても良く分からなくて、図に書いて説明したり、何回も質問したりしているのであれば、それは単純ではなく複雑です。
一回聞いて二秒で理解できれば、それはおそらくシンプルになっているはずです。
どう考えても効果が高く、聞いただけですぐ理解できるシンプルなものであれば、きっとそれは無駄な所がとても少ないはずです。
言うのは簡単
最近聞いた中で激しく無駄だなと思ったのは、今度行われる定額減税です。
一定時間で終わってしまうのに、給与明細への表記が必須になったため、システムや手順などをそのためだけに変えないといけません。
しかも、現在の仕組みの説明を聞いてみましたが、一回聞いただけでは良く分からず、素人の私の正直な感想は、「よくもそこまでややこしくできたもんだ」というレベルの複雑さでした。
恐らく減税したよ感を出したい政府の意向が反映されてしまったのでしょう。
大抵の仕事は、言うのは簡単だけどやるのは大変です。
ただ偉いだけの人や、現場を知らない人は、誠に残念ながらこんな単純な事さえ理解できません。
やってみれば二秒で分かるかもしれませんが、そもそもこういう人達はやりたいとも思いません。
必ずそれは自分の仕事ではないと言ってくるでしょう。
従って、仕方なく皆さんやる事になると思いますが、「効果と単純化で無駄は省く」という事を偉い人が理解していれば、こんなことにはならなかったでしょう。
これからも、少なくとも自分が主体的に考えてやっている仕事では、そんな無駄なことがないように気をつけたいところです。
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