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日本の勝利に入り混じる、論理的思考と感情的思考

こんにちは、守屋です。

ロシアワールドカップ、日本がコロンビアに勝利し喜んだ人はサッカークラスタだけではなく、にわかと呼ばれるサッカーライト層にもおよび勝利がもたらす影響力の強さを伺えます。

そこでSNSの多くでは勝利に歓喜する人もいれば、試合を冷静に分析し

「勝因を挙げるならコロンビアが序盤で退場者を出し、日本が先制して同点に追いつかれたものの、コロンビアの選手の調子が悪いこともあり…」

と分析する人も多くいます。

林舞輝。新世代コーチが語る、「日本サッカーの日本語化」とは?

論理的思考と感情的思考が入り混じるSNS

上記のアカウントの方々はサッカーの各分野に詳しく(指導者や海外クラブで指導している方など)、非常にサッカーの戦術的部分で興味深い内容を投稿してくれています。

私自身も常にチェックしており非常に参考にさせて頂いています。あらゆる角度からの分析内容、そして考察、知識量に驚くばかりです。

因みに最先端のサッカー用語が必要か?というのにはサッカー観戦者としてのステップがあるように感じて以前に記事にしていました。

最先端のサッカー用語、本当に知る意味はあるのか

一方でサポーターやサッカーを少し知る方々の中には勝利に喜ぶものの、隣でなぜ勝利したのかを分析している人を横目にするとせっかくの余韻が台無しだと言わんばかりの批判的コメントをしたりするのも目にします。

例えるなら目の前にハンバーガーを出されて食べてみると

「わぁー!美味しそう!」
「やっぱり美味しい!」

と感情的思考に基づき表現する人と、

「このハンバーガーの材料は合いびき肉だけど、割合が100%ではないかな。」
「中から出てくる肉汁の量を考えると焼き上げ時間は長めにしているかな。」
「スポーツ選手に食べさせるには低脂肪ではなく高脂肪だから筋肉の回復にはあまりお勧めできない。」

というハンバーガーを分析する論理的思考の人。

という両者が入り混じっているのがSNSであったりします。

どちらも必要であるが、議論するには論点がずれやすい

「日本の勝利」という食材に対して、感情的思考の人は嬉しさをそのまま表現し、逆に論理的思考の人も勝利に対して普段通りに食材の考察、分析をしようとします。

これが同じ属性のコミュニティで議論がなされる場合は全員がどちらかの思考であるため問題にはなりません。

ですがSNSというオープンな場所では、日本の勝利に対して論理的思考で食材を分析しようとしている人に対して感情的思考の人が意見をぶつけてくるということが起こります。

論理的思考:「コロンビアの立ち上がりの退場と、その後のプランの崩壊から修正まで…」
感情的思考:「とりあえず勝ったんだから喜べよ!」

と、議論の論点がずれてるために話し合いにもならないというわけです。

これはどちらが良い悪いという話ではなく、SNS上ではこのように同じ物事を見ていても違う視点で考えている人が多く存在していることを前提に考えておかなければいけないということです。

ハンバーガーは料理です。

ですが、そのハンバーガーを美味しいと感情的思考で感じ取る人もいれば、論理的思考で見るかは人それぞれであり、自分とは異なる視点や考察に反応する人はSNS上では想像以上に多いということを認識しておくと、自分と違う考えの方に対しても「あぁそういう人もいるよね。」という風に流せるようになるのではないでしょうか。

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