三十代研究員の転職活動-アカデミアから民間へ-(編集中)

◼︎この記事の要点

・三十代研究員の転職活動記録
・転職活動期間約半年で民間へ就職が決定した。
・転職を決意したらとりあえず転職サイトに登録してみよう!
・ニッチな研究テーマでのキャリアでも意外と民間でのポジションがあるぞ!
・ビズリーチがおすすめ!
・アカリクキャリアは使えない。エージェントのやる気がない。

公的研究所の研究員出身のいわゆるアカデミックなキャリアから民間への転職活動記録を紹介する。筆者の場合は、ステップとしては普通の転職活動と変わらなかったと思うので、一般的な転職活動の参考にもなると思う。

◼︎筆者のプロフィール

・年齢:三十代前半
・最終学歴:博士
・修士卒で現職に入所後社会人ドクターを取得
・とある公立の研究所で研究員歴5年以上10年未満

 研究員の転職活動というとポスドクや任期付き職員の就職活動が思い浮かぶ人もいるかもしれない。筆者の場合は初めから任期なしの職員として採用されたのでそういう事情ではない。転職を決意した理由としては、単に労働環境や条件の不満からであり、決してアカデミアキャリアを脱出したかった訳ではない。実際、転職活動当初はJREC-IN Portal で研究所や大学のポジション中心に調べていた。結果として民間への転職が決まったというだけなのだが、アカデミックなポジションは応募の労力等を考え、一つも応募しなかった(後述)。

◼︎使った転職ツール

・JREC-IN Portal
・アカリクキャリア
・ビズリーチ

◼︎戦績

・書類選考:1勝4敗
・企業側からの面接のオファー(いわゆるヘッドハンティング?):1社
・面接:1社のみ

◼︎使った転職ツールの詳細
・JREC-IN Portal
 
研究人材のための就活情報サイト。研究所や大学の求人はもちろん、企業の研究職、開発職もヒットする。
執筆中。。。

・アカリクキャリア
 
院卒社会人・エンジニア・スペシャリスト専門の転職サイトであるらしい。転職活動当初は、このような、いわゆる転職サイトへの登録は億劫だったので、JREC-IN等で見つけたものに自力で応募していたが、いずれも書類選考で落ちてしまったので登録。上記のような院卒、博士取得者の就活に特化という謳い文句にまんまと騙された。登録すると電話がかかってきて、エージェントと面談の設定が行われる(電話かweb会議システム)。そこで履歴書や職務経歴書を見てもらって転職活動の状況を交えてアドバイスがもらえたりする。
自分の担当者はとても消極的であり、紹介できる求人はかなり少ない旨を伝えられ、話した内容も一切参考になったものはない。
サイトに掲載されている求人数も非常に少なく、また応募もビズリーチのように簡素化されるわけでもなく使うメリットが一切見当たらない。
 このサイトでの経験から、今後の転職活動の不安が掻き立てられることになり、他の転職サイトにも登録してみようと決心がついたので、結果として良いきっかけにはなったのかもしれない。


・ビズリーチ
執筆中。。。


◼︎戦績の詳細
・書類選考:1勝3敗
内訳
1勝:ビズリーチ経由の応募
1敗:ビズリーチ経由の応募
1敗:ビズリーチのエージェント経由の応募(シンクタンク)
2敗:各企業の応募フォーム経由の応募(シンクタンク、ベンチャー企業)
 
 企業の応募フォームからの応募は履歴書、職務経歴書、業績リストなどをしっかり準備した上で応募するので、一社あたりの労力が大変にかかる。何より面倒なのは毎回志望動機を考えたり、加えて企業によっては入社後の展望など独自のレポートが課されたりすることだ。その点転職サイトからの応募(私の場合はビズリーチ)ではあらかじめ職務経歴や自分の持っているスキル、受賞歴、論文本数など登録しておけば、ボタンを押すだけで応募できるのでかなり労力低い。一社毎に毎回志望動機を考えなくて良いだけでも応募へのハードルがかなり下がる。とは言え、履歴書、職務経歴書、業績リストなどはいずれかの段階では出すので、共通して使える項目は作成しておいて損はないし、転職サイトでのプロフィール充実にもつながるとは思う。

・企業側からの面接のオファー(いわゆるヘッドハンティング?):1社

 転職サイトによっては登録した職務経歴などを見て、企業から面接(面談)のオファーが来ることがある。自分の場合は想定していなかった業界の企業からオファーが来たので自分の市場価値を測る上でも、転職を考えている人は取り敢えず転職サイトに登録しておくことをおすすめする。

・面接:1社のみ
 面接まで進めたのはビズリーチ経由で応募した一社だけだった。
結局その一社に採用していただくことにした。
ビズリーチで企業側から来たオファーは内定後だったので辞退した。

執筆中。。。

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