[2 一般的な敷地]【20坪の敷地 2階LDKの普遍的な都市型3階建住宅】=[19坪の敷地]に建てられる住宅に一番近いプラン〖2025年大阪・関西万博に向けた、新しい時代の大阪の都市型住宅〗
◉20坪の敷地、または、19坪・21坪の敷地を所有されている方は、基本的にご自身の敷地に、20坪以下の敷地のプランを、ほぼそのまま建てられます。
0.目次
◉ご要望に応じて、間取りとLDKの階数と庭の取り方等も含めて、すべて自由に変更できます。
◉このプランは、20坪の敷地で、このような立体的に自然を感じられる住宅も建てられるという、[ご提案のひとつ]であり、あくまで<目安>として見てもらえたらと考えております。 ※ご自宅を計画させて頂く際は、すべてご要望通りに、計画させてもらいます◉
1.敷地面積20坪の3階建住宅
20坪の敷地に、[2階の吹抜のあるLDK]と、すべての部屋から、「立体的な裏庭と表庭」を眺められる、「小さな豪邸」のような最小型の3階建住宅を建てられます。
[これは、20坪の3階建住宅で最も一般的な型です]
◉20坪の敷地で、立体的な裏庭と表庭をつくって、自然豊かな暮らしのできる3階建住宅を建てられることに、気づいてもらえたらと思います。
2.LDKの階数と庭に対する開き方
20坪の敷地では、1つの階全体が[LDK]になります。家族が最も多くの時間を一緒に過ごす[LDK]を、一般的な[2階]に配置して、「立体的な裏庭と表庭」に開きました。
※LDK=居間・食堂・台所
2-1.LDKの空間と眺めとプライバシー性
①[天井高5.25mの吹抜のある2階LDK]から、上の「1~3階の山の斜面」を背景とする、「2階裏庭」と「1階裏庭の木々」と、下の「2階表庭」の風景を眺められます。
②[2階LDK]の居間・食堂・台所から、「異なる庭の風景」を眺められます。
③「裏庭は3階分の高さ」で半透明ガラス付の塀によって、「表庭は2階分の高さ」で半透明ガラスの窓によって、周囲の家からの視線を遮断して太陽光だけを取り込んでいて、静かに庭の風景を眺められます。
※LDK=居間・食堂・台所
3.各階平面図の主な部屋の構成
各階の主な部屋は、以下の通りです。
1階:寝室(子供部屋)1・2
2階:[2階LDK](居間・食堂・台所)
3階:主寝室(夫婦の寝室)
3-1.各階平面図
【各階のすべての空間は、下記の通りです】
1階:寝室(子供部屋)1・2、浴室・洗面化粧室、便所1、玄関
2階:LDK(居間・食堂・台所)、便所2
3階:主寝室(夫婦の寝室)
※1階に主寝室(夫婦の寝室)を配置して、3階に寝室(子供部屋)1・2を配置する、一般的なプランにすることもできます。
3-1-1.1階平面図
左側の写真の、手前に寝室1・2があり、右奥に浴室・洗面化粧室、寝室1の真ん中奥側に便所1、寝室2の左奥側に玄関があります。
◉寝室1と浴室から、右の「1~3階の山の斜面」を背景とする「1階裏庭」、寝室2から左の「1階表庭」の風景を眺められます。
3-1-2.2階平面図
左側の写真の、手前にLDKがあり、2階表庭の奥側に便所2があります。
◉2階LDKから、右の「1~3階の山の斜面」を背景とする「2階裏庭」と「1階裏庭の木々」と、左の「2階表庭」の風景を眺められます。
3-1-3.3階平面図
左側の写真の、手前に主寝室があります。
◉主寝室から右の2階の居間の吹抜越しの「3階裏庭を含む裏庭」と、左の「3階表庭」と「2階表庭の木々」の風景を眺められます。
4.大阪長屋の現代化について
20坪の住宅は、[大阪長屋②裏庭+表庭型]を現代化した、[大阪の都市型住宅②裏庭+表庭型]にして、上の敷地奥側の「3階分の高さの裏庭」と、下の前面道路側2階にある「2階分の高さの表庭」の、2つの立体的な庭をつくりました。
5.大阪長屋②裏庭+表庭型 を現代化した20坪の住宅の5つの特徴
20坪の住宅は、大阪長屋独自の[大阪長屋②裏庭+表庭型]を3階建に立体化した、正統的な[大阪の都市型住宅②裏庭+表庭型]の、[最小型]の大阪の都市型3階建住宅です。
◉「小さな豪邸」の5条件は、上記に基いていて、すべてまとめると、以下の通りです
❶3階建住宅の中に、「3階分の高さの裏庭」と「2階分の高さの表庭」があり、1階・2階・3階のすべての部屋から、「自然の裏庭と表庭の風景」を眺められます
❷「3階分の高さの裏庭」と「2階分の高さの表庭」は、プライバシー性の高い庭で、同じ高さの庭を囲む半透明ガラス(窓)付の塀によって、周囲の家からの視線を遮断して、太陽光だけを取り込んでいて、室内から静かに「裏庭と表庭」の風景を眺められます
❸[LDK(居間・食堂・台所)の居間]の天井高=5.25mの2階LDKから、「最も良い裏庭と表庭の風景」を眺められます
❸-1.L(居間)・D(食堂)・K(台所)から、異なる「裏庭と表庭」の風景を眺められます
❸-2.住宅の中心となるLDKをできるだけ広くなるように計画しています
❹主寝室と寝室から、「裏庭と表庭」の風景を眺められます
❺浴室は、「裏庭」の風景を眺めながらお風呂に入れる半露天風呂です
6.大阪長屋②裏庭+表庭型について
大阪長屋は、明治時代から、大阪の都市型住宅の役割を果たしてきましたが、[大阪長屋②裏庭+表庭型]は、大正時代<後半>にできた型で、敷地奥側の高い塀で囲まれた静かな「裏庭」と、前面道路側の塀で囲まれながら街に開かれた「表庭」があり、平屋か2階建が一般的ですが、この型を[3階建の大阪の都市型住宅]に現代化して、1・2・3階のすべて部屋から、異なる「庭」の風景を眺められるようにしました。
大阪長屋について詳しくは、下記をご覧ください。
大阪の都市型住宅[note]
大阪の都市型住宅[HP]
大阪長屋[Instagram]
7.庭の構成について
20坪の敷地の住宅は、3階建住宅の1階・2階・3階のすべての階から、「立体的な裏庭と表庭」の風景を眺められます。
「3階分の高さの裏庭」は、各階の写真と、その上の緑の文字の部分にありますように、「1階・2階・3階の裏庭」と「1~3階の山の斜面」を立体的に重ね合わせてつくりました。
「2階分の高さの表庭」は、2階・3階の写真と、その下の緑の文字の部分にありますように、「2階・3階の表庭」を立体的に重ね合わせてつくりました。
7-1.庭の構成の表とまとめ
7-2.庭の構成<斜めの緑化壁>
[最小のスペースで、山のふもとの風景を、大阪の都市型住宅に取り込む]
Ⅰ.左上の20坪の敷地の住宅の写真の、右側の敷地奥側の緑の壁が「1~3階の山の斜面」です。
Ⅱ.左から2番目の写真は、「1~3階の山の斜面」の実物の<斜めの緑化壁>であり、少し傾斜した斜めの壁が緑化されています。
左から3番目の12コマの写真は、様々なかたちの<斜めの緑化壁>であり、お気に入りの植栽で、壁1面を自由にデザインできます。
Ⅲ.一番右は、山のふもとにある住宅の写真で、<斜めの緑化壁>は、大阪の都市型住宅から、このような自然豊かな山のふもとの風景を眺められるようなイメージでつくりました。
左下の図から、中世の大阪の住まいから、周囲の山々を含めた大きな自然の風景を眺められていたと考えられます。
その右側の青色の背景の図は、令和時代の大阪の都市型住宅に、大きな自然の風景を取り込む方法を示したものです。
左から順に、1の過程で、山から[山のふもと]を切り出して→2の過程で、[山のふもと]を大阪の都市型住宅の庭に取り込み→3の過程で、[山のふもと]を<斜めの緑化壁>として住宅と一体化させて、室内から[山のふもと]の風景を眺められるようにしました。
[山のふもと]は、盆地・谷・平野の景観のすべてに含まれていて、水辺があり、日本において最も安定した棲息地を形成してきた場所であり、最も豊かな日本の自然景観の1つである山のふもとを住宅に取り込んで、自然豊かな大阪の都市型住宅をつくり上げています。[山のふもと]を表現するために、緑化壁を斜めに傾斜させています。
※<斜めの緑化壁>が必要でない方は、緑化をしないシンプルな壁面にすることもできます
◉◉◉
所有されている敷地に、すべてのご要望を満たした上で、暮らしの中にいつも自然を感じられるような、オリジナルの庭のあるプランをご提案させてもらいますので、是非お気軽にお問い合わせください。[お問い合わせ先]
◉◉◉
【ご注意して頂きたいこと】
①これは、20坪の敷地のプランの「ほんの一例」です。
※LDKの階数も変更できます
~このプランは、20坪の敷地で、このような立体的に自然を感じられる住宅も建てられるという、ご提案のひとつであり、あくまで<目安>として見てもらえたらと考えております。
※ご自宅を計画させて頂く際は、庭の取り方等も含めて、すべてご要望通りに、計画させてもらいます
②このプランは、3~4人家族用の[3LDK(LDK+3つの寝室)]の間取りですが、敷地環境・家族構成・必要なお部屋等に応じて、自由に変更することができます。主寝室(夫婦の寝室)を2室に分けること等もできます。20坪の敷地に、駐車場付プランをつくることもできます(プランの一部を変更することになります)。
※事務所には、20坪の様々な形状の敷地のプランをご用意致しております
③大阪長屋を現代化する方法以外でも、住宅を設計しております。
~令和時代の大阪の住宅をご提案する上で、最も本質的なつくり方は、[大阪の都市型住宅]の原型である[大阪長屋]を現代化するのが、ひとつの方法だと考えておりますが、ご要望をお聞きした上で、[大阪長屋]を現代化したプランをご提案する必要がないと考えられる場合は、ご要望を叶えることを最優先に考えて、最もふさわしい([大阪長屋]を現代化しない)設計方法で、住宅を設計しております。
※大阪の住宅を設計する際に、最も大阪の気候・風土と深いところで合っているのが、明治時代から[大阪の都市型住宅]であり続けている[大阪長屋]を現代化した住宅だと考えております
④20坪の敷地に「最も大きな庭」を設えたプランであり、お部屋を広くすることができます。
~20坪の敷地に、「3~4人家族が住める住宅に、最大の庭をつくったプラン」であり、建蔽率の上限まで室内側(お部屋)を最大限に広くして、より多くの家族が住めるプランなどに変更することができます。
※庭は、最も自然豊かに設えた状態で、1階の庭に木を植えるだけの、シンプルな庭にすることができます
⑤この20坪の敷地と、敷地形状が異なる場合でも、大体このようなプランをつくれます。※変形敷地・旗竿敷地等除く
[19坪の敷地に建てられる住宅に一番近い間取りです]
※外壁面を隣地境界線から50㎝後退しなくて良い敷地の場合は、ひと回り大きい住宅を建てられます
[大阪の都市型住宅]の仕様
[大阪の都市型住宅]の外壁・窓・屋根・内装・建具・設備・構造等の「仕様」については、こちらでご紹介致しております。[図面・模型等]と併せて、こちらをご覧頂くと、この[大阪の都市型住宅]を具体的にイメージできます。※詳しくは、お問い合わせ下さい
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