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「なんでもっとちゃんとでけへんねん」を変換してみよう!

「ちゃんと」という言葉ほど、人によってレベルの違うものはないかもしれません。

でも、つい出てしまいませんか?

「もっとちゃんとやってよ!」

会社の同僚や上司、パートナーなど、お相手だって使いやすいんでしょう。つい言ってしまうんでしょう。

でも、実際にこんなことを言われたら、どう返しますか?


では、本日もこういう「トゲのある言葉」を、「ハッピーワードガチャ」に入れて「ま~るい言葉」にしてみましょう!

今日使ったのは、「極端にしてみる技」です。

もっとちゃんとやってよ

1ミリだけちゃんとやってよ(グラムじゃなくていいのか!?)
10年後はちゃんとやってよ(なんとかなるかも!?)
おばちゃんとやってみよ(楽しいかも!?)

「ちゃんと」のようなあいまいな基準の言葉は、数字化してみるとお互いに求めているレベルが分かりやすくなります。

「トゲのある言葉」のままだと、「わたしだって“ちゃんと”やってるもん!」と言い返したくなりますが、これでは対立が広がるだけ。

まずは、相手の求めている「ちゃんと」について、「ちゃんと」聴いてみる。

そして、事実と意見を分けて考えることも大切です。求めていることを明確にできていないから、この対立が起きているのかもしれないのですから。

『7つの習慣』の第1の習慣を実践するために、必要なのが、この「事実と意見を分けること」です。

相手の土俵に取り込まれて、自分を責めることはないようにしたいですね。


今日のセリフは、寺地はるなさんの『ほたるいしマジカルランド』からいただきました。老舗の遊園地「ほたるいしマジカルランド」で働く人々の、人知れぬ悩みを描いた小説です。

「トゲのある言葉」を投げつけられて、自分を見失った人たちが再生していく様子に、とてもホッとしました。

「うっ!」となったときは、「極端にしてみる技」を使ってみてください!

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