夏の不調はシックハウス症候群のケースも
夏の時期は、家庭内事故として熱中症が注目されますが、「シックハウス症候群」で体調を崩される方も居られます。
現在の日本国内で建物に使われる建材はホルムアルデヒドの放散量に応じて最上位の「F☆☆☆☆(F フォースター)」、「F☆☆☆」、「F☆☆」、「表記なし」に分けられており、大半がF☆☆☆☆(フォースター)の放散量が少ないものを使用しています。
一方で、インテリアを猛暑の国に合わせて南国風にされるかたも多く、輸入家具を揃えているかたも居られると思います。
海外製品は未だホルムアルデヒド含有の製品もあり、夏の暑い環境下で揮発して頭痛・めまい・吐き気・目のかゆみなどを起こすケースがあります。
シックハウス診断時にも対処法として挙げているのが「換気」です。
怪しい家具を屋外で天日干しにして徹底的に揮発させるのも一つです。
シックハウス症候群は家を離れると症状が治まり、受診時には何でもない診断をされることもあるので、小さいお子さんなど居られる家庭では症状を気にされると良いかと思います。
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