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それぞれの見え方感じ方【家族旅行のクラゲから考察】

おはようございます。
外気温が8度になり、道路の雪がとけて車のタイヤが空回る季節になりました。役所で手続き中に暑いなーと思ったら汗だくでした、釜慎吾です。

昨日に引き続き家族旅行から考えるシリーズです。

子ども目線でとらえると日々の場面が違ってみえるので大人の論理で優先度を決めるとズレがうまれちゃうよね、というお話でした。

この部分をもう少し詳しく考えてみます。

同じホテルの通路にある水槽のクラゲというモノについても

「ああ、クラゲね。熱帯魚とかはよく見るけど珍しいな」(冷静な大人)
「わー、なにこれ!キレイー!!透けてみえるんだー初めて見た!!!」(初体験の人)
「各階の通路にクラゲを配置するということはヒーターも必要だから電気代結構かかるなー」(飼育経験あり)
「美しい配色だな。水槽内の緑のおかげで映えてる」(美術学校で勉強中)
「うわ、最悪!あんま見ないようにしなきゃ!」(過去に刺されたことある人)

というように、とらえる人のこれまでの経験や背景、知識量などによって抱く感想や感情は全然別のものになります。

そして大事なことは、多くの人はこうした感情や思考はあまり他の人に伝えたりしません。というか自分自身でもそんなに強く意識せず何となくそう思ってたりする、という位だったりします。

その上でその無意識的な感想を特に深く考えることもなく、他の人も同じように思っているだろう、としてコミュニケーションを取ってしまったりします。

「キレイだよねー、ずっと見てられるわー」(美術の人)
「(え、ムリムリー怖っ)うん、、そうだねー」(刺されたことある人)

みたいな。


大切なことは自分の感想や受け取り方は自分のこれまでの人生や今の状況によって決まっていて、
他の人は当然に違う見方や感情を持っていると知ることです。

その上でお互いにどう見えていて感じているのかを背景から伝えるということがポイントです。そうした伝え合いを小さな出来事に対しても細やかにし合えると、皆にとって過ごしやすい世界が広がりますね。

お読み頂いてありがとうございます。
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