心を失う前に〜積極的現実逃避のすすめ
先に結論を書いておきます。
1秒も無駄にできないほど忙しい時こそ、
積極的に2時間無駄にしようって、それだけの話です。
先週末、心を失っておりました。
忙しいというやつです。
今までも壮絶な忙しさはそれなりに経験してきましたが、正直ここまで忙しい状態を経験したことがありません。
朝は3時起きです。
寝るのは夜中です。
その間、ほぼノンストップで働きつつづける生活を何日もしてました。
今までで一番忙しかった時期の1.5倍くらいの体感です。
どんな感じか…先週末、金曜の夜に疲れ果ててブログに書き出して消した文章がヤバかったので、一応載せますが、読まないでスルーしていただければ幸いです。
こんなことをブログに書いていて、さすがに消した。
何日もジョギング以外では家から出ないで、3時から23時まで働き続けた結果、壊れた。なんか、あまりに精神状態がひどすぎてこれはヤバいなって、ブログを消した金曜の夜。
調べたら家を出て走っていけばギリギリ上映時間に合う映画があったので内容も調べずタイトルもよくわからない映画のチケットをすぐに買って、部屋着にコートをはおって走って映画館に駆け込んだ。
完全な現実逃避。
映画は正直、今の気分で見たい映画じゃなかった。
若者の壊れた心についての映画だった。
正直、キツいなと思いながら見た。
でもそれがよかったのかもしれない。
いや、映画の内容なんてどうでもよかった。
外で冷たい空気に当たって、2時間、無心に映画に没頭する。
そのことが大事だった。
2時間を失うかわりに、何かを取り戻した。
家に帰って、少しお酒を飲んで寝た。
また3時に起きて仕事に向き合ってみたら、仕事がそれほどいやじゃなくなってた。
頭痛も引いていた。
ああ、これだ、これなんだ。
本当に忙しくて、心を失いそうになったときは、きちんと現実逃避しないとダメなんだ。
映画は2時間の現実からの遮断。完全にデトックスできる。
毎朝欠かさずやってる掃除も、こんな時こそていねいに時間をかけてやる。
それだけで、すごく落ち着いた心を取り戻せる。
毎日のダンス練習も確実に一歩ずつ先に進むことを体感できて、小さな自信を取り戻せる。
映画を見ること、掃除をすること、ダンスの練習…
忙しい時になにやってんの?って思うような余計なこと、これらは全部、心を失わないためにある。
きちんと真剣にやることで心を少しずつ心を取り戻していける。
心がなくなりそうになるとそれが実感としてよくわかる。
脳に疲労をためすぎると、心がすり減っていく。
脳を休めるにはどうしたらいいか。
だらっとしてぼーっとすごすといいのか?
違うのだそうだ。
どうやら、脳の疲労は休んでも治らないらしい。
そんなことが少し前に読んだ本に書いてあった。
脳は常に使う方が疲れない。
脳を休ませるには脳が拒否しないような無駄なことをするといいらしい。
無駄なことをして脳を動かしておく。
これが脳を疲れさせない方法らしい。
だから、やらなきゃいけない事(=ストレスのかかる仕事)に脳が支配されさそうになったら、やらなくてもいいどうでもいいような無駄な事に没頭することが、脳を休めることになる。
だから仕事がツラすぎて、完全に心が壊れそうな今こそ、どうでもいい、脳が拒否しないことに全力で没頭してみるのがいいのかもしれない。
というわけで、ちょっと前から気になっていた一番どうでもいいことをやってみることにした。
少し前に書いたこのnoteの投稿。
じつは読み返してない…
殴り書いて、そのままアップして、放置している。
なにせ読み返す気力がない。3万字近くある。
よく1日でそんなに書いたなと思うけど、さすがに読む人のことを何も考えてないなと思ってた。
というわけで、まずはこのnoteの短縮版を書く作業に没頭してみた。
ただ短くするだけ。頭を使わないで没頭できる。
2時間でやる。
日曜の朝に一番無駄なことに脳を使うのに最適な気がする。
といわけで短くしてみた。
ああ、スッキリした!
あれ、いまとんでもなく忙しかったんじゃなかったっけ?
ほら、忙しかったことも忘れた!
本当にもうダメってくらい忙しくなったら、「無駄な事に没頭すること!」
積極的現実逃避の勧めです!
2時間かけて無心に文章を削る作業をしてスッキリした。
2時間映画に使うのも最高だ。
見るなら断然映画館。
まず行き帰りに外の空気に触れる。
そして強制的に現実から引き離される。
暗闇の中で投影される光を見る。
映画が面白いとかどうかはどうでもいい。
その行為自体が癒やしだ。
1秒も無駄にできないほど忙しい時こそ、
積極的に2時間無駄にしよう!
さ、今週も激務に向き合うぞ!
全力で無駄な事もいっぱいやるぞ!!
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