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長生き

『長生きを体感するために必要なこと』

僕の出した答えは

『(脳にとって)新鮮な時間を送ること』

です。

詳しく解説します😄

【寿命はアンコントロール】


まずは、100歳まで生きる!みたいな長生きは、事故や、病気や、自らコントロールがきかない因子で短くなる可能性がある

一方で、日々を長く感じて生きる!はコントロール可能。というのがはじまりでした。

日々を長く体感する。

多くの人が、『小学生時代の夏休みは長かった(長く感じた)』と言ったり、『20歳を過ぎてから、1年が年々早くなる』と言ったりしてます。

なぜ、小学生は長いのに、大人になるに連れて短い(と感じる)のか?を考えました。

そこで、1つ僕なりの仮説で、新鮮な情報や行動を脳が感じている時間は長くて、予測が立つ情報や行動、すなわち繰り返しの情報や行動を脳が処理している場合には、時間は早く感じる。と考えました。

旅の行き道は、知らない場所や知らない道だと長く感じて、帰りは一度通った道だから、新鮮さが減り短く感じたり

小学生にとっては、日々同じことが少なくて、毎日わからないことや、知らないことの連続だから、日々が長く感じて、大人になると日々が繰り返しで過ぎる(過ごす)ために日々が短く感じてしまう。

もっと言うと、大人になると経験から予測が立ちやすく脳が未来を先取りし過ぎてしまうため、『今』を体感することが疎かになり、結果的に体感時間が振り返った時に短くなる。

と考えました。

【薬局で体感した時間の長さ】


2016年4月から、薬局を始めた時に、11年働いていた会社で感じていた時間の流れ、スピード感が、一気に緩やかになる。という体験をしました。

それは、まさに、会社員時代は日々同じことの繰り返しで、脳は新鮮な情報を失い、日々予測の中で情報処理をして、過ぎて行ってしまっていた。
一方で、薬局は、初めてだらけのことで、使う脳みそも、スキルも違う、覚えなくてはいけないことだらけで、わからないことだらけ、日々を手探りに進み、気がつけば1日1日の体感が長かった。
(1ヶ月過ぎた時に『ようやく1ヶ月かぁ』となった)

会社員時代に比べて、薬局を始めてからの時間は、脳にとって日々新鮮だったため、長かったんだと僕は思います。

体感の長生きはコントロールできる!

僕にとって、この体験以降、日々が早く過ぎるようになると、決まって『よし!今までしてないことをしなきゃ!新鮮な日々を過ごさなきゃ!』となり。

いろんな断捨離や、いろんなチャレンジをするようにしてます😄

そうすることで、昨日までの日常とは大きく変わり、新鮮な情報が増えて、体感の長生きになる。

【子どもの体験や感情を大人目線で処理しない】


余談ですが、こうした時間の流れを考えた時に、子ども達は『日々新鮮な体験をしている』んだろうと。つまり、大人から見たら『またその話』『昨日と同じ話』だとしても、子ども達にとっては、まったく違う新鮮な話、なのかもしれない。と思いました。

子どもの居場所をスタートさせた理由の1つに、子ども達の日々の体験に耳を傾ける、しっかり聞いてあげられる空間を作りたかった。というのがあります。
それは、こうした体感時間を考える中で、大人の解像度で、子ども達の世界は受け止めきれないくらいたくさんの新鮮な体験や、感情を処理している😄

『あのね、今日ね、こんなことがあってね』

を傾聴する。感想を会話する。そんな時間が大切な気がしました。

【新鮮な時間は、体感長生きに繋がる】


てなわけで、僕の答えは

『(脳にとって)新鮮な時間を送ること』でした😄

日々が同じでも、脳の使い方1つで新鮮さを呼び覚ますことはできると思います。

普段使わない道を使う
利き手じゃない手で作業する
普段聞かない音楽をBGMにする

体感長生きを目指す方は、ぜひやってみて欲しい!

【CM】
僕が書いた『子どもの居場所の作り方』が、BASEで販売中

ぜひ、子どもの居場所を作りたい方、関わりたい方、なにかを始める上での思考の整理をしたい方に読んでもらいたいです😄

https://cocoterrace.thebase.in/

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