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【エッセイ】自転車日本一周記

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筆者自身が昔、自転車で日本一周したときのことを記憶を掘り出しながらまとめていく連載をまとめたもの。 全24回で連載終了しました。 お付き合いありがとうございました。
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#自転車

【エッセイ】自転車日本一周記23

終わった後の話 翌日には自転車を買ったお店に駆け込んで修理を依頼。同時に旅の話で盛り上が…

霜月かつろう
11か月前
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【エッセイ】自転車日本一周記22

東海地方は知り合いだらけ? そしてそこから先は知り合いのオンパレード。日本一周をしてきた…

霜月かつろう
11か月前
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【エッセイ】自転車日本一周記21

半島はやっぱり大変? 和歌山県から三重県までぐるりと紀伊半島の海岸線を進んだ。そこは日本…

霜月かつろう
11か月前
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【エッセイ】自転車日本一周記20

都会の道はつまらない? しまなみ海道を通って広島県は尾道に到着してすぐにケータイショップ…

霜月かつろう
11か月前
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【エッセイ】自転車日本一周記19

四国上陸 四国初上陸は愛媛県だ。フェリーで到着したのは八幡浜。県庁所在地である松山を目指…

霜月かつろう
11か月前
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【エッセイ】自転車日本一周記18

梅雨入りの本州 鹿児島。いや本州は梅雨入りだった。毎日のように雨に振られ続けたし、上がっ…

霜月かつろう
11か月前
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【エッセイ】自転車日本一周記17

最南端到着! 鹿児島に戻ってきた。早速目指したのは本土最南端の佐多岬。 そへたどり着けば本土の端っこにすべて到達できる。そのワクワク感はあった。それと、もうすぐ終わりを迎えるのだという気持ちにもなっていく。 桜島から立ち上る煙と道路に灰が落ちているのを見ながら。町からどんどんと人の気配がない所へと向かっていく。佐多岬までの距離が近づけば近づくほどお店もなく、コンビニすら見当たらなくなっていく。その感覚は北海道と似ていた。端っこはどこだって人が少なくなる。 しかし、佐多岬には

【エッセイ】自転車日本一周記16

沖縄上陸! 沖縄上陸の前にだ。フェリーの中の話をしよう。片道24時間の船旅だ。そして時間…

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【エッセイ】自転車日本一周記15

長崎から熊本、鹿児島、そして沖縄へ 最西端から一日かけて長崎市へ行く間に決意したことがあ…

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【エッセイ】自転車日本一周記14

本土を再び離れ九州へ広島からは山口を通って福岡へ向かうだけ。 だけって言うけど、道のりは…

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【エッセイ】自転車日本一周記13

現実逃避とは物語への没入 京都を出立してからしばらくは思い出しては忘れようとするを繰り返…

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【エッセイ】自転車日本一周記12

好奇心? 油断? いや、このエッセイを書くために体験しに行ったこと 京都は舞浜市。入ってす…

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【エッセイ】自転車日本一周記11

順調と言うなの慣れ 長野を北上して日本海、そこから富山、石川、福井と走ることになるのだが…

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【エッセイ】自転車日本一周記10

本州に戻って早速大事件が起きた 大した事じゃないといえばそう。大した事といえばそう。 場所は秋田県秋田市。何が起きたかといえば、スマートフォンをなくした。地図は持たずにスマートフォン頼り。青看板のほうが目標としては役に立ったが、細かいところや寝る場所の検索は非常に便利だった。それが手元に見当たらないのだ。 基本はいつでも見られるようにしていた。ズボンポケットとかではない。カバンの外ポケットとかに入れていることが多かった。それが急になくなったのだ。 あわてて近くを探すけれど全