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【高校生インタビュー企画#10】非日常を味わえる場所=SHIMOKITA COLLEGE(大橋海斗)

こんにちは!

モニター居住としての2週間が終わった後も頻繁にカレッジにお邪魔させてもらっている高校3年の大橋海斗(おおはしかいと)です。
趣味は天体観測と様々な分野を専門とする方々との対話を通じて自分の知らない世界を知ることです!
HLAB2019サマースクールTOKYOにも参加していました。
SHIMOKITA COLLEGE(以下、カレッジ)では大学生・社会人と寝食を共にすることで新たな知見を得ることや、僕が取り組んでいる活動へのフィードバックをもらったり、カジュアルな話をしたりと、最高に充実した2週間を過ごすことができました!

今回は、モニター居住の中で行ったインタビューについて記事を書かせていただきます。それぞれの質問内容、意図や回答の要約、そしてそこから得た感想をまとめました。

インタビューの質問と意図

今回のインタビューワークでは、主に4つの質問をカレッジ生にさせていただきました。

質問1)カレッジに来ようと思ったきっかけはありますか?
(意図)入居者の方はどのような経緯で、素敵なカレッジと出会ったのかを知るためです!また、まず王道の質問をして回答者であるカレッジ生と話を盛り上げることによって、次の質問に繋げやすいようにしました!

質問2)自分の経験で上手くいったこと、失敗したことはありますか?
(意図)僕自身、最近自分のやっていることが上手くいかなかったり、挫折する経験が多くあります。そんな中、常に輝いているカレッジ生のみなさんを見て、自分もこんな大学生・社会人になりたいと思うようになりました。
そこで、輝いているカレッジ生でも人生経験の中で挫折や失敗をしたことがあるのかどうかを聞いてみようと思いました。それによって、自分の中で上手くいかないことがあっても、結果はいつか出るのだということをカレッジ生が示してくれるのではと思ったからです。

質問3)高校生の時にどんな環境はあればよかったですか?
(意図)高校1年時に、HLABのサマースクールに参加して人生が大きく変わった私にとって、HLABの存在や環境はなくてはならないものでした。そしてHLABのように、他県他校の高校生や大学生との関係性を築ける環境がもっと増えたら、学生人生を有意義に使えるのではないかと考えるようになりました。そのため、高校時代を有意義に過ごされたであろうカレッジ生の皆さんの高校時代にプラスであると良かった環境を聞くことによって、より多くの学生にとってフィットするような素晴らしい環境作りができるのではないかと思いました。

質問4)僕ら(カレッジに居住する)高校生に期待することはありますか?
(意図)カレッジ生の学生時代の経験をもとに、「高校生の間はこんなことやったほうがいい」とか、「もっとこうしてほしい!」といったことを聞くことによって、2週間のカレッジ生活を有効的に活用できると同時に、今後の学生人生に活かせるのではと考えたからです!

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様々な回答

上記のような意図を持って質問した結果、カレッジ生から以下のような回答をいただきました。

質問1)カレッジに来ようと思ったきっかけはありますか?

ー自分の意見が偏ってしまったので、幅広い意見を聞きたかったからかな。アメリカの大学で人種差別に関してや大統領選挙やジャーナリズムに関して学んでいるんだけど、コロナの影響で去年の3月に日本に帰国した時に自分の視点の偏りに気づいたんだよね。それでは、ジャーナリズムに適していないなと思って、視野を広げたかった。だから千葉の幕張の地元ではなく東京に探検しに行こうと思って友達が元々いたカレッジに来た!

ーカレッジに住む前は名古屋に住んでいたんだけど、名古屋のコミュ二ティが閉鎖的だったから、コミュニティから抜けたかったんだよね。あとは、海外大生や他大学の魅力に惹かれたことと、大学生になって環境を変えたかったことも理由かな。

ーHLABのサマースクールに参加して人生が変わったから。あとは、シモキタカレッジに来る前は別の寮に住んでいたんだけど、感染拡大によって共有部が完全に閉鎖されてしまったんだよね。それで交流の機会がなくなってしまっていた時に交流と健康対策を両立しているシモキタカレッジのことを知ってとても魅力を感じたんだよね。

ーHLABのサマースクールに参加したんだけど、あそこでの学びをもう1度経験したかったからかな。あとは、コミュニケーションをとるのが好きなのに、苦手だったからそれを寮に行って克服したかったし、自分について客観的に知る機会が欲しかったからかな。

質問2)自分の経験で上手くいったこと、失敗したことはありますか?

ー留学かなぁ。高校時代にカナダ留学をした時に何もできなくて悔しい思いをしたんだよね。その後、英語の勉強を頑張って英語が得意になったので結果としては留学に行ってよかったなと思えるようになったよ。

ー受験だね。中学受験も高校受験も不合格を経験し、挫折をした。最終的には大学で合格を勝ち取ることができたよ。

他にも様々に、受験や試験での挫折経験や、学校内での出来事で他人と関係性が悪化したケースなどがありました。

質問3)高校生の時にどんな環境はあればよかったですか?

ー都心の情報が欲しかったね。地方に住んでいたから受験や校外イベントの情報が全然回ってこなくて。都心と地方の情報の格差は結構辛かったかな。環境としてはHLABのサマースクールのような場がもっとあれば、より充実した学生生活が送れたと思う。

ーHLABのような環境!林間学校やHLABのサマースクールにあるような、普段あまり言えない、将来の夢や自分の弱みなどを共有できたり、非日常を過ごせる環境が欲しかった。高校生同士、本音で語り合ってもみたかったな。

ー心の支えが欲しかったな。自分が苦しんでいる時に手を差し伸べてくれる人がいてくれれば良かったなと思う。

質問4)僕ら(カレッジに居住する)高校生に期待することはありますか?

ーHLABでの活動のように何か新しい気づきを得てほしい!カレッジにある共通認識をもとに動くより、自分にあった認識を、新たに入ってくる人たちで作りあげて欲しいなと思っている。

ー自分を客観視することかな。家を離れてここにくるのは貴重な経験だから、時には悩むことも良い経験かなと思う。悩むことで、自分を見つめ直す機会になるからね!

特に期待していることはないという回答をされた方も数名いらっしゃいました。

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インタビューワークを通じて気づいたこと・感じたこと

質問1)について
明確な目的を持ってカレッジに入居した大学生・社会人もいた一方で、「なんとなく」とか「楽しそうだから」と直感にしたがって入居した大学生・社会人もいたことが驚きでした。

質問2)について
カレッジ内にいる大学生や社会人はみんな輝いていて、自分の好きなことをやって、楽しみながら日々生活していると思っていましたが、人生の失敗談を聴いてみると、想像していたよりも大変な状況を乗り越えてきた方が多くて、努力や経験の数だけその後の人生の楽しさが増すのだなと感じました。一方で、HLABの活動を広めることにも課題があり、地方在住の高校生は都内の情報が入ってきづらく、情報の平等性が無い状況を変えたいという声があったことは新たな発見になりました。

質問3)について
高校生の時にあったらよかった環境という質問の回答は予想通りの結果でした。
やはり高校時代にHLABのサマースクールに参加していた大学生からは、HLABが提供するような環境が身近に欲しかった、サマースクールのような非日常を味わえる環境がもっとあればよかったといった回答が多く見受けられました。僕も同感で、学校や部活といった閉鎖的な環境下で過ごす高校生活より、HLABのサマースクールに参加したり、カレッジに行って大学生や社会人と会話をしたり、校外の活動をしたりすることはとても価値があると改めて感じました。
一方で、HLABの活動を広めることにも課題があり、地方在住の高校生は都内の情報が入ってきづらく、情報の平等性が無い状況を変えたいという声があったことは新たな発見になりました。

質問4)について
そして、入居している高校生に期待していることという質問に関しては、家を離れて寮で生活するということの重要性を知ること、高校生は一度悩んでみてから自分を見つめ直してほしいという意見が出て、寮生活の経験者からの意見や一度高校時代に辛い思いをしてそこから立ち直ったカレッジ生の意見はとても斬新で且つ高校生の僕としては、かなりインパクトのある回答でした!

インタビューワーク全体を通して、残りの高校生活をどのように有意義に過ごそうか考えていましたが、カレッジ生の意見を聴いてからは、今を存分に楽しんで、様々な経験をして失敗や挫折を繰り返していくことが大切であることを認識しました。

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SHIMOKITA COLLEGEについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。


また、モニタープログラムについての詳細は、以下の記事にてご参照いただけます。

SHIMOKITA COLLEGEでは、Boarding Programにて、2022年1月入学の高校生2期生を募集しております。説明会も開催中です!募集要項など、詳しくは以下をご確認ください。皆様のご応募をお待ちしております。



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