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【高校生インタビュー企画#6】エンジニアにとっても住みやすい寮!SHIMOKITA COLLEGEの魅力について(イデアル)

このインタビューは?

SHIMOKITA COLLEGEの高校生モニタープログラムに参加した、プログラミングを3年間やってる高校生のidealが、現役エンジニアの井上晶雄さん(ニックネーム:Akiさん)にお話を伺った記事です。筆者のidealもプログラミングをやってる人間であるので、エンジニア同士の会話ならではの発見がある、変わった切り口のインタビューになったと思います。

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井上晶雄さんのプロフィール

三重県四日市生まれ。生まれつきの感音性難聴。
名古屋外国語大学に進学。大学在籍中に、北京に半年、オランダに1年留学。大学卒業後は、NTTデータジェトロニクスに入社し、エンジニアとして働いている。

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海外留学の経験からシモキタカレッジへ

ideal>「SHIMOKITA COLLEGEに来たきっかけは何ですか。」

Akiさん>「朝日新聞で小林亮介さんの記事を読み、欧米にあるようなレジデンシャルカレッジが日本にもできる、ということで興味を惹かれて応募を決めました。」

ideal>「レジデンシャルカレッジのことは知っていたのですか。」

Akiさん>「元々海外留学をしていて、海外ではSHIMOKITA COLLEGEのようなレジデンシャルカレッジがあることを知っており、自分も同じような環境を経験していました。
日本ではまだそういった施設が一般的ではないので、新しくできたシモキタカレッジはそういう海外のようなレジデンシャルカレッジを日本にも作るというコンセプトだったので、非常に面白いと感じました。」

ideal>「なるほど。海外留学の経験からカレッジに来たんですね。
日本に、学生同士での学び合いが偶発的に起こるレジデンシャルカレッジが少ないのは、国際的に学生のためのビジネスがあまり発展してないのもありそうですね。そういった点でも、カレッジみたいな進んだ環境は、学生にとって凄く貴重ですね!」

プログラミングのきっかけ

ideal>「プログラミングに興味を持ったきっかけは何だったんですか。」

Akiさん>「父親が元エンジニアで、お下がりのPCをもらっていたので、小学生のころから自分のパソコンがありました。
なので、小学生のころからPCは使い慣れていて、学校ではいわゆる『コンピューターのことならあいつに聞けば大体解決する生徒』の立ち位置でした(笑)」

ideal>「なるほど。私も実家がPCオタクの家だったことがプログラミングやるきっかけになったので、その感覚すごく共感できます...!」

短所を長所に

ideal>「今の自分の強みは何だと思っていますか?やはりプログラミングのスキル、でしょうか。」

Akiさん>「プログラミングスキルももちろんですが、それ以上に聞くスキルと観察力が自分の強みですね。」

ideal>「なるほど。そのスキルは、どうやって身に着けましたか。」

Akiさん>「私は生まれつき普通の人よりも耳の聞こえがあまり良くなかったので、人の話を集中して聞かないと理解できませんでした。相手が一番伝えたい部分はどこで、話の要点はどこなのか?そういったことを汲み取るために集中して聴くようにした結果、他の人よりも聴く能力が長けているのかなと思います。また、耳で情報を得られない部分を補うために、目で情報を読み取るようになったので、観察眼も伸びました。」

ideal>「なるほど、聴く力は対話では絶対必要なスキルだし、観察力もプログラミングのコードのバグを探すときとかにも役に立ちますね。」

Akiさん>「元々自分ができないことがあったからこそ、自分にできることは何で、何ができないのかを、ほかの人より早く知ることができました。そこは、本当に自分の強みだと思ってます。」

ideal>「自分の欠点と思っていたところを長所に変えたのですね、すごくつよい!」

自分のスキルで、人助けをできる環境

ideal>「自分のスキルがカレッジで役に立ってるな、と感じるシーンはありましたか。」

Akiさん>「カレッジでは、チャットアプリのslackを使っています。
そのslackの機能が足りてなくて、前々からみんなが困ってることがあった。
そこで、自分のスキルを活かしてbotを開発して、みんなの悩みを解決した、という事がありますね。自分のスキルを偶然使うチャンスが出てくる、というのはカレッジの面白いところですね。」

ideal>「自分で開発したんですか!すごい!いろんな界隈の人との交流による知見のインプットだけではなく、ちょっとした悩みとかに対しての偶発的なアウトプットの機会もあるのは、カレッジの良いところですよね。私はゲーム制作系のプログラミングをやってる人間なので、これを機に、カレッジに自作ゲームをもちよってみようかな?」

Akiさん>「ゲームを持ち寄るのも面白そうですね!ただ開発が大変そうですが...」

ideal>「これは徹夜案件かな?(笑)」

Akiさん>「いいやる気ですね!ただ若いうちは、しっかりと寝ましょうね(笑)」

今やりたいこと、これからの目標

ideal>「これからやっていきたいことはありますか。」

Akiさん>「私は聴覚障害であるが故に、日常の会話や仕事での会議でも、ほかの人より得られる情報が比較して少ないのです。私のような境遇の人は、こういった情報格差があります。そこでこの情報格差を、自分の技術力を活かしたプロダクトやシステムを通じて、少しでも減らしていきたいと思っています。」

ideal>「自分の短所である聴力を、自分の長所であるコーディングスキルで解決する...。すごい反骨精神があってかっこいい!」

最後に

ideal>「カレッジに入ろうか悩んでいる方へ、伝えたいことはありますか。」

Akiさん>「そうですね、シモキタカレッジには様々なバックグラウンドを持つ人が住んでおり、多様な価値観と触れることによるインプットの機会だけでなく、アウトプットの機会も多いです。例えばエンジニアの方なら、自分のスキルを他業種でどう生かせるのかを知る機会が無限のようにあります。他業種と自分のスキルをどうかけ合わせていけばいいのか、そういったことをみんなで考える機会に触れたいと思える方にSHIMOKITA COLLEGEに入ってきてほしいと思っています。」

ideal>「他業種と自分のスキルのかけ合わせ方を考えることができる...
アウトプットの場としても、SHIMOKITA COLLEGEはすごく有用ですね。
インタビュー受けてくださってありがとうございました!」

インタビューを通して筆者が得たもの

Akiさんとのインタビューは、こんな感じで幕を閉じました。
筆者であるidealは、Akiさんにインタビューをするまで、自分の長所の探し方を知りませんでした。自分の長所の探し方は、学校では本格的に教えてくれないのです。
ですが、今回のAkiさんへのインタビューを通して、「自分にできることは何で、できないことは何なのかを分析し、それをもとに長所を見出していく。」
という長所の探し方を、私は学ぶことができました。
SHIMOKITA COLLEGEは、ふとした雑談から、学校でも学べないようなことを学べる場であるという事を再認識できた、総じて学びの多いインタビューとなりました。

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イデアルがSHIMOKITA COLLEGEでの2週間のモニタープログラム体験談をまとめた記事がこちらになります。ぜひご覧ください。

また、モニタープログラムについての詳細は、以下の記事にてご参照いただけます。

SHIMOKITA COLLEGEでは、Boarding Programにて、2021年9月入学の高校生1期生を募集しております。説明会も開催中です!募集要項など、詳しくは以下をご確認ください。皆様のご応募をお待ちしております。


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