型を知り型を作る、自分で機嫌をとる

名作と呼ばれているものは どういう構造で、どう面白いと 多くの人が思った創りになっていたか、 分解・分析されたものが見られる 授業があれば受けたほうが良いと思われ。 近いことが書かれているのが 『シド・フィールドの脚本術』や 『Save the Cat』で型、方程式を幾つか知れる

そして、それらを基本形/知識として いろんな作品(興味惹かれるもの、ヒットしてるもの)を インプットしていきながら、 自分でも分析・分解するクセをつけ。 そこから、この枠でやってみよう、 いや自分はこういうのが好きだから型破りをしてみよう、 と何度も試しては結果を見て、自分なりの型を作る

自分なりの名作リスト&スタイルを作っていく、 という考え方だと、ちょっとだけ 安心を得られたり不安を消せるかもしれない。 たくさん「好き」または「良い」に触れることで 無意識的に良い型を形成してて、感覚で良いものが出来る、 こういうこともありえるけど 無意識の意識化がオススメ

アレすごく評判が良かったけど
そうかなるほど、
こういう構造と要素から、そうだったんだな、
と後で自身の作品に関しても気づくことがあったり。
難しそうに思えるかもしれないけど
続け完成させるほど視界が開け、
創作の広さ深さ面白さに気づける人もいる。
何事も、楽しんでやると良いです

自分は、師匠に勧めていただいた 『ベストセラー小説の書き方』や 『スペースオペラの書き方』が なるほどと思ったのですが後者が特に好きで。 自分で見つけたものであれば 『ミステリーの書き方(幻冬舎文庫)』がお勧めですが 人によって合う合わないは必ずある、 自分で見つけていくと楽しいです

本を含めて、作品も出会い。 だれになにを言われても、 世間的な評価がどうでも自分が 「面白い」「タメになる」「参考にしたい」 と思えば、それを信じれば良く。 効率よく時間を使いたい意識があるなら 「1つのことで2つ以上、得られる型」を探し 続けていくことを勧めておきます

20代や10代の人と話すと勉強家、 すごく真面目になにかを得ようとしてる、 と嬉しくなったりハッとする。 正解を早く知りたい気持ちもわかる。 でも、そこに辿り着くまでに歩んだもの、 すべてが良い経験になり、 よりよい目標に到達する大きな力になることもある

いろんな情報に触れて 「これは」と思うことがあったら どんどん試して、例えそれが 思っていたような結果にならなくても 行動した分だけプラス、力になったぞ、 と次へ次へ時間を上手く使いながら 進んでいけば、年月はかかるかもしれないけど どこかで大きな力になってることに気づく

自分で自分のご機嫌をとれるようにしておくと良い、 ともよく言っているのだけど なにか少しでも行動をした、やったぞと思ったら どれだけ小さなことでも日記か カレンダー(自分はエクセルを使ってる)に記録すると良い。 何日続いた、何週できた、なにをどれだけできた、 プラスの情報を毎日、目にする

このあたりを上手く構成してるのが 「目標達成ノート STAR PLANNER (スタープランナー) 日付記入式手帳」 ペンで書くより毎朝立ち上げる パソコンで自然と目にしタイプできる エクセルに切り替えてから使ってませんが ペンなら書いてるうちに脳も活性化される、 こちらもオススメしておきます


上記までは、Twitterで書いたものを移したもの。
つまりこれはTwitterでは書いていないものですが
「感覚で創り、ロジックで説明・創作できない人たちが
 現場で力になることができず、どんどん引退していっている」
こんな話を最近、あちらこちらで聞きます。

先述したように
「無意識的に良い/ウケるものを創れる」場合もあるのですが
「チームでの力」「共同制作でどれだけクオリティを高められるか」――
スマホゲームを始めとする現場での最近の傾向では、
ちゃんと「良さ」「面白さ」を言語化・視覚化した上で、
誰かと協力し掛け算をおこしていける、こういう方でないと、
現場から追い出されてフェードアウトしていってしまう、のはあります。

今ではTwitterを始め、ネットで
いろんなテクニックが情報として手に入り、
参考にできるものが増えている、良い時代になりました。

10年、20年、30年とモノを創ることを続けたいのであれば
苦しくとも、ちゃんとロジックで自作や他作を見られるようにして、
その上でどう戦っていくか、真剣に考えねばならない、
そんなフェイズになっているのかもしれませんね。

結局のところ、いかに厳しく一生、積み上げ――
でも、切磋琢磨していける仲間がいるか?
このあたりが重要なのではないかな、と。


あとは「思いきり」。
ロジックで、合理的か否かで創りすぎると
型にハマりすぎて、良かったけど……
ともにょるようなものが出来る傾向になる。

良くも悪くも、お行儀よくなりすぎていないか?
自分が生きたい型は、攻めたいところは、
届けたい相手は、誰?
その為に、ちゃんと突き詰めたものになってる?

このあたりは何度となく自分に問い、
戦い続けないといけませんね。
創作は難しく、けれど楽しいです。

何事も、楽しむ心を忘れずに。




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