下鴨千本

東京都内在住。 音楽(ギター、管楽器の演奏)が趣味です。 雑文を残すことになると思いま…

下鴨千本

東京都内在住。 音楽(ギター、管楽器の演奏)が趣味です。 雑文を残すことになると思いますが、面白いと思ったら感想頂けると嬉しいです。

最近の記事

演奏家修行中 (1)

学生時代はバンドを組んで、ハードロックを演奏していた。 ギター弾いていたぜという人は、好きなミュージシャンやギタリストがいて、憧れてギターを始めることが多いだろう。 で、演奏というには程遠い、音出しを楽しむことから音楽に触れていく。決して楽典や楽理を学ぶことはない。経験的にアドリブを覚えたり、コード進行に興味を持って曲作りをしてみたり。ボクもそういうギター弾きの一人だった。 コピーバンドで飽き足らず、オリジナルをやってみたいと思っても、なかなか難しい。メンバーを集めるのが一苦

    • 不老ということ

      オレはもう、八百年ほど生きている。 そう聞かされて、にわかに信じる人はあまりいないだろう。 いま、目の前で話している友人が突然、話を切り出した。 新宿にある、ショットバーである。 「はいはい。酔ってるだろ」 「いや、それほどでも。思い出したんだよね、ここに前に来たこともあるけど、、、」 分かりにくい話だったが、彼はこのバーに10年前に来ていて、そしていまここにいて、更に20年後にもここにいたのだ、と言う。 「それは将来の自分の行動の予言か。ならば、20年後に来れば当た

      • ボウリング

        「先輩、多分一本も取れないですよ」 そのゲームはボーリングと同じく並んだピンを倒すものなのだが、仕掛けを利用しなければならない。 元はレーシングゲームだったのだろう。ドライバーズシートのような椅子と、シフトレバーが床から伸びている。その先に、フリップが付いた箱がある。そのフリップに、重さがかかるとフリップが外れ、オモリが箱の中に流れ込む。その先はよく見えないが、パチンコ台のように乱雑な釘とデジタル表紙がある。そして、最終的に大当たりになると、玉が発射されピンを倒す仕組みにな

        • 本を読むという行為は、デジタル化が進んでも耐えることはなさそう。本屋には書籍、雑誌がたくさん並んでいる。表紙のイラスト、タイトルを見て中身を想像する。そして、中身をみる。それが、知的好奇心を刺激するように思う。好奇心は創造の源なのだ。

        演奏家修行中 (1)

        • 不老ということ

        • 本を読むという行為は、デジタル化が進んでも耐えることはなさそう。本屋には書籍、雑誌がたくさん並んでいる。表紙のイラスト、タイトルを見て中身を想像する。そして、中身をみる。それが、知的好奇心を刺激するように思う。好奇心は創造の源なのだ。

          もし、中学時代に吹奏楽部に入っていたら、その後もずっと楽器を続けていただろうか。あの頃に好きなものを見つけられていたら、今はどんな自分になっていただろうか。妄想が止まらない。

          もし、中学時代に吹奏楽部に入っていたら、その後もずっと楽器を続けていただろうか。あの頃に好きなものを見つけられていたら、今はどんな自分になっていただろうか。妄想が止まらない。

          連休の小旅行での話

          旅先では、普段経験しないことを経験することがある。 数年前の夏、気まぐれに取った休暇を利用して小旅行に出かけた。そこで奇妙な体験をした。 先日、ここに記したアパート探しの夢を見たのはこの小旅行の最中だったのだ。 とある地方都市に、出かけていた。路線バスが一時間に多い時で四本ほど。東京で暮らしている身からすると、少なく感じる。 これが、夜ともなると九時を回ると最終バスとなるのである。 その日、昼間に賑わうエリアまで行って、ウインドウショッピングをし、当地の名物という蕎麦を食

          連休の小旅行での話

          アパート探し

          35年ほど前のこと。平塚駅徒歩圏で、アパートを探していた。 不動産屋に紹介してもらい、駅から歩いて10-15分くらいのところを2、3軒見せてもらった。海側の物件もありますよ、と言われたので、そちらの物件も見せてもらうようにお願いした。 東海道線の下をくぐり抜け、平塚駅南口から行くと多分自転車なら10分くらいのところ。立派な松の木が並ぶ一角に、アパートがあった。マンガ「めぞん一刻」の舞台になったアパート一刻館に似た雰囲気。どんな間取りかによるけど、外観は気に入った。 建物

          アパート探し

          夢の話

          お金持ちになりたいとか、有名になりたいという将来の目標を指す夢と、夢判断とか夢占いのように睡眠中に見る夢がある。ここで述べるのは後者の夢。 夢は現実ではあり得なさそうな現象を実現してくれるが、自分の知識や経験の範囲を超えることはなさそう。まったく見知らぬものごとであったとしても、それは過去の経験から導かれているものであることがほとんどだと思う。実際に見聞きしたもの、または映画でみたもの、それに小説を読んで自分の頭の中で構成された世界観も、その経験の一部であろうと思う。 小説を

          下鴨千本です。

          急に思い立って登録してみました。 趣味の音楽、運動、日々の出来事など、日記のような生活の記録を残していこうかなと。仕事については多分(あまり)書かないです。 東京都在住。

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