やらかさない、ではなく、やりちぎる。神親になりたい人のための育児論を語ります。

下田美咲

2024年8月25日 12:43

５年前に「毒親にならないためのマイルール」という育児論を発売しましたが、この度はその続編でもあり、姉妹作でもある、その名も、

「美咲式・神親になるためのマイルール」

という新連載を始めます！！

前作こと、通称「毒親note」は、"親として、やってはいけないこと"を軸に綴ったタイプの育児論でした。

毒親めいた言動をしてしまうことは親としてマイナスを出している状態だとして、そうではなくフラットな親でいるための、０な親でいるための、そういうコンセプトの育児論でした。

それで言うと今作は、積極的な良さがある親を目指すタイプの育児論。親としてやらかさないための手引きではなく、ベストを尽くすことを目指したい人に向けた育児論。

『もっと！積極的に！親としてやれるだけのことをしたあああい！我が子が好き過ぎる！大事にしてあげた過ぎる！良くしてあげたい！箱に入れたいとか、過保護に育てたいとかじゃなく、本当の意味で、自分に注げる最大限を注ぎたい！』という気持ちに対応するバイブル。

思えば私の育児は、「毒親にならないようにしよう」という方針だけで構成されているわけではなく、それがまず一番に大事なことだと思ってはいるけれど、同時に「最強で最高のママでありたい。私は神親になりたい」という意欲にも満ち溢れていて。

「別に、ここまでやれていなくなって毒親じゃないとは思うけど、私は神親でありたいから、ここまでやりたい」と思って、やりちぎっていることが沢山ある。

ということで！！

まず最初に押さえるべき「毒親にならないためのマイルール」がすっかり浸透した頃合いである今、「神親でありたい私が、親としてどんなことを大事にしているか。どんな基準を持って子育てに取り組んでいるか」っていう、親として"プラスのマイルール"のお話をしたいと思う。満を持して。

くれぐれも誤解をしないでほしいのは、「こういう風に子どもを育てられない親なんてダメだよ」っていうお話じゃないんです。それは前作の方です。あっちはマジで、全ルールをしっかり押さえないと、そんな親はクソだと思ってる。

だけど今作で紹介するマイルールは、あくまでマストじゃなくて、ベストを尽くしたい時のアイディア。

「もっとしてあげたい、やれることがある気がするのに、どうしたらいいかが分からない！やりちぎるための参考書が欲しいよーーー！」という人の、意欲のやり場に役立ててもらえたら嬉しい。

だから、ルールの全てを実践できなくたって自分を責めたりする必要はないし、「そう考えると、自分には何ができるだろうか」っていう考え事を始めるキッカケだったり、親としてやりちぎるための考え事の材料に活かしてもらえたら、私はこの企画を立てて良かったなと心の底から思います。

私はね、「我が子には"幸せな子ども時代"を過ごして、"楽しく生きていける大人"になってほしい」と思っていて。

「そのためには、どう育てるべきか？」って、いつも考えてる。そのために私は"親として"どうあるべきだろうか、って。

今作は、そんな私こと下田美咲の「育児にまつわるマイルールBOOK」の第二弾です。

あくまでマイルール。それ以上でも以下でもないけれど、世の中には私みたいにマイルールを作るのが得意ではない人のほうが多くて、「強い想いはある！してあげたい気持ちもある！だけど、何をしたらいいのか、アイディアが浮かばない！やり方がよく分からない！なにか参考にできるものがほしい！」という人が沢山いるので、具体案を出すのが天才的に得意な者として、マイルールをシェアしたいと思います。

親としてやらかさない、ではなく、やりちぎりたい人へ。
美咲式のやりちぎり方を紹介するから、ぜひ参考にして、子育てを今まで以上に楽しんでください。子育ては、親子の青春。

最高の青春時代を送るためのバイブルになりますように。