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子どもは「かすがい」なんかじゃなく、夫婦仲を切り裂く存在

「子はかすがい」という言葉があるように、子どもの存在は、夫婦仲を保つものだとされています。しかし、下田美咲さんは「子どもはカップルにとって"かすがい"なんかじゃなく、むしろ、2人の仲を切り裂く存在」と主張します。一体どういうことでしょうか?

「子はかすがい」と言うように、一般的に子どもは夫婦の絆をより深めるものだとされている。

私自身も、28年間ずっとそうなのだと思っていた。カップルが2人の間に子どもを持つことは、ラブラブカップルとしてレベルアップすることであり、男女として進展することであり 、究極の関係になるためのステップが子作りなのだと。夫婦は子どもを持つことで、もっともっと相手と近づけて、子どもはカップルの愛を仕上げる存在なのだと考えていた。

それがとんでもない勘違いであることに気づいたのは、子どもを産んだその日のことだった。生まれたばかりの子どもを2人の間に挟んで夫婦の幸せな時間を過ごしていた病室で、早くもそのことに気づいた私は、正直あまりにもビックリして、その場で泣いてしまった。旦那さんは妻の突然の号泣に、一体何泣きなのか分からず困惑していた。

あの時の私はまだ、その悲しさについて詳細な説明ができるほどには自覚も解析もできていなかったのだけれど、出産から2ヶ月半経った今、かなりハッキリと語れるところまできたので今日はそのことについて説明したいと思う。

赤ちゃんがいると、夫とラブラブできない


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