見出し画像

メディアの異常性と社会のトレンド

最近、私のプライベートな事情により、ライフスタイルが少し変化しました。それにより、テレビのワイドショーを見る時間がチラホラ出てきました。これまでテレビから離れていた時間とは一変し、目にする情報、耳に入ってくる情報がしょーもなさ過ぎで、それを飽きずに観続けているチャンネル権の主に八つ当たりしてしまいます。その主は、テレビの被害者なのかもしれませんが、もはや私にとってはテレビと同罪の共犯者であります。

「もりかけ」問題以前はどうであったかすら忘れてしまいましたが、あのセンセーショナルな事件が記憶に新しい「ニューロテンメディア / new rotten media」の誕生であったように思います。

「ニューロテンメディア」とは。
それはつまり昨今のワイドショーの特徴を表したもので定義できるかと思います。
ズバリ、

「公開処刑」

初めから吊るし上げる標的を定め、まるでマジョリティがその敵を裁いているかのようなショーを続ける。庶民が考えなくてはいけない、事件や社会問題の本質は別な所にあるのに、いつの間にか「公開処刑」の処刑執行人として参加させられている。これは、明らかにメディアが一種のパワーを持ち始めようとしている初動であります。つまり、強烈なプロパガンダです。

ただ一つ、興味深いのは、「処刑対象」となっているのが、権力者であったり、金持ちであったり、それに肖っている(あやかっている)人々であるということです。

さて、メディアによる民意のコントロールは誰の手に操作されているのでしょうか。



shimisanpoのやりたいことについては、ここでも発信していきますが、www.shimisanpo.themedia.jp をご覧になって頂けると有難いです。