悪口はどうして言っちゃいけないの?

あなたの周りに、この人嫌だな、合わないなって方は少なからずいると思います。
かく言うわたしにも多少はそういう人がいます。

今は思考・視点が変わったのでそんなことはありませんが、昔のわたしは、その人のことを悪く言い、誰かが共感してくれると気持ちいい感覚になっていました。


言って共感を得たその時は気分良くなるのですが、後から何となく気持ち悪いというか、気分が悪くなったり、なんだかすごく疲れている自分に気付いたり、そんな経験があなたにもあると思います。


なぜ悪口を言った後、そんな気持ちの良くない感覚になるのか、今日は『悪口はどうして言っちゃいけないの?』というテーマで執筆させていただきたいと思います。


人間には2つの意識があります。

自覚のある顕在意識と、自覚のない潜在意識です。

この意識は、顕在意識が約5%、潜在意識が約95%を占めているといわれているので、わたしたちが普段考えたり思ったりしていて認識していることは、たったの5%ということになります。

引き寄せの法則では、現実世界を作っているのは、自覚のない潜在意識で感じたことだといわれています。

もし今あなたの現実が自分の望むものでないとしたら、それは顕在意識と潜在意識の思いの相違にあるのかもしれません。

望まない現実を潜在意識で感じてしまっている可能性が高いのです。


さて、この意識が悪口とどういう関係があるのかをお話します。

5%の顕在意識で思って発した言葉は、潜在意識にまで届くのですが、この潜在意識さんは主語を認識することができません。

「さくらさんってむかつくよね」

と言ってしまったら、顕在意識は「さくらさん」にむかついていると認識できるのですが、潜在意識は誰にむかついているのかは認識できません。

つまり、潜在意識が「むかつく」という意識だけを認識して、むかつく現実を引き寄せるようになるのです。

悪口を言えばいう程、あなたの現実が悪口のような現実になってゆくのです。

もちろん悪口のような現実を望んだりなんかしませんよね?


このようなネガティブな言葉を潜在意識が認識したとき、無意識に違和感を感じます。

それが、悪口を言った後のなんとなく後口の悪い感覚の正体です。

「望まない現実の方向に意識が傾いているよ」という潜在意識からの警告と思ってもらえるといいでしょう。

その感覚を察知したら、自分が気分悪くなる発言をしていたのだと反省し、もうそのような言葉は使わないと認識するだけでも、望まない現実から望む現実へ軌道修正し始めます。


あなたの言葉は誰よりもあなたが聞いています。

もちろん悪口を言われる人も、聞く人もいい気分にはなりません。

悪口はあなたがあなた自身に言っていることと同じだということを忘れないようにしましょうね。

その意識を顕在意識で持つだけで、あなたの未来はいい方向へと軌道修正し始めます。


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