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エビデンスベースドの弊害の話

教育とか福祉とか心理とかの世界では、エビデンスってとても大事。
どうして、なんで、そのことが言えるのか。そこをはっきり裏付けがないまま議論を進めると話がワチャワチャするだけで前に進まない……ことがある。

だけど、エビデンスベースドっていうのは、ある物差しを用意して、その物差し前提で現実の1つを理解しようとする方法論だから、教育とか福祉とか心理とかの世界においてはエビデンスエビデンスしすぎてしまうと、もっと本当は味わいのある現実感を見失ってしまうという危険かつつまらないことになってしまう。

人間をある物差しで測っているという前提を分かった上で、そして人間は物差しで測って理解し尽くせるようなものではないってことをわかっておかないと本当にヤバい。

エビデンス抜きにして見える世界こそリアルで、かつそこに人生の質がつまってたりするからこそ、この世界はめちゃめちゃ面白いのに。

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