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人が悩む理由の1つは時間の概念を持つようになったから

いつもありがとうございます。
島幸樹です。

人が悩む理由の1つは時間の概念を持つようになったから。

何か問題が起きたとき、
「このままだったらこの先大変なことになってしまう」
「ああ、もう先は真っ暗」
未来へのおびえや絶望感が今の自分を苦しめる。
「前はこうじゃなかったのに」
「ほらまた前と同じだ。昔から自分はいつもこうだ」
過去と照らし合わせたり引きずったりして行き詰まる。

未来や過去、この時間の概念を持ったことで私たちは悩み、さらにその悩みを自分自身で重たく大きくしてしまっているかもしれない。

この悩みを少しでも解放するためにできること。
それは、いったん置いておくということ。
でも忘れてしまうこととはちょっと違う。

何か問題が起きたとき、
いったん未来や過去を脇へ、隣の部屋へ、机の下の収納ボックスの中へ置くようにして、今ここだけに意識を集中するようにしてみる。

今ここで何が起きているのか。
誰が、どうなっているのか。
今ここでわたしができること、することはあるのか、あるならそれは何か。
そしてわたしは今ここで、ただそれをするだけ。

それでも時間の概念は、わたしたちを幸せにもしてくれる。
楽しいこと、うれしいことは未来をイメージすればするほど今の自分の心をより豊かにしてくれる。
過去の成功体験を何度も何度も振り返ることは、今の自分の心をより強くしてくれる。

こんなふうにわたしたちは、時間の概念を都合に合わせて出し入れすることができる。
何をどう選んで生きるのかはわたしたち自身で決めることができるということ。

お読みいただいて、ありがとうございました。

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