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2022年11月8日の皆既月食と天王星食

こんにちは
昨夜は皆既月食と天王星食が同時に起こる貴重な天体ショーでしたね。
皆さんのところでは見ることができましたでしょうか?
こちらは、めちゃめちゃ快晴!雲もほとんどなく、キレイな天体ショーを楽しむことができました。

実は今回の皆既月食、そんなに楽しみにしていませんでした。
「今回は見れなくても良いかなー」なんて。
何度か運よく皆既月食を楽しめていたからです。

そんな中「8日は天体ショーだ!」珍しく夫からラインが来ていました。
「皆既月食だねー知ってる」そんな返事をして、きちんと読んでいませんでした。記事も添付してくれていたのに。
たまたま今回の皆既月食のことを他の記事で読んでいて、442年ぶりの天体ショーの言葉に驚きました。
「え!442年ぶりの天体ショー?!」442年???何が違うの???

月が天王星を隠す「天王星食」も皆既月食中に起こり、ダブルの天体ショーとなる。国立天文台によると、日本で皆既月食と天王星食が重なるのは過去5000年間で一度もなく、極めてまれな現象だという。
読売新聞オンライン

夫がラインに添付していたのはこちらの記事でした。
天王星食???星食、はじめて聞いた言葉でした。

星食せいしょく
掩蔽(えんぺい)とも。月や惑星が恒星,惑星,衛星を隠し,地球からその天体が見えなくなる現象。月による星食は古くから月の位置や運動の精密測定に利用されてきた。
コトバンク

これは!見なくては!写真撮らなくては!
「今日の皆既月食は天王星食もあって442年ぶりだって!知っていた?」
「・・・ラインしたじゃん」え?今更?何?夫からのそんな冷たい視線を感じる。
「え!ライン?ごめん、きちんと読んでなかった。皆既月食のことだけだと思って」「天王星食と皆既月食が同時に起こるのは日本では5000年ぶりらしいよ。ラインしたじゃん」残念そうに私を見ながら「絶対に見るでしょ」と夫はいった。
三脚なし低スペックカメラで奮闘しながら、なんとか!なんとなく!撮影できました。色々と詰めが甘いのは、ご了承ください。
皆既月食を楽しまれた方も、楽しめなかった方も、お付き合いいただけると嬉しいです。

満月
ブレてるよ!

月の撮影や息子の何とか会にしかほぼ使わない望遠レンズを持ち出して、なんとか撮影をはじめます。カメラで覗いていると、月の動きが速いのがわかります。月って地球って動いているのねー。ピントを合わせるのが難しいですよね?(言い訳)。そして、ブレていた。
ちょうど台所にある東の窓から、月が見えています。夕ご飯の準備をしながら、ちょっとずつ撮影していました。
雲がない快晴!とてつもない幸運!442年の奇跡!夫と私はお祭りモード、凄いことだね、今ここで見れる奇跡を祝いたい、と。息子は、ちょっと無関心。チラッと月を見て、「月が見えなくなったら、ママ教えてね」プラレールのもとへ消えていった。

あ!月食がはじまった
と思ったら
電柱の影だった・・・
はじまった

台所の窓には手摺りがある。ちょうどよい手摺りが。
手摺りにレンズを固定して、ブレないように撮影する。
このまま昇り続けると、屋根に隠れて見えなくなりそう。首が痛い、なかなかに撮影しづらい場所に、月が出ていますよ。

おー小さくなってきた
爪のような月

「見えないよー」息子の背では、見えづらいのかな?そして、もっと大きく月を見たいよねー。そう言えば・・・母の双眼鏡があったはず。ガサゴソ。
母は昔、バードウォッチングがしたくて、重くてごっつい双眼鏡を買いました。多分、数回しか使っていなかったと思う。私がジャングルのようなところに旅行に行くと言った時に、「shimaikuちゃん、お母さんの良いのがあるよ!持っていきな!」無理やり持たされて、そのまま借りパクした双眼鏡でした。そして、その旅行には母に悪い気がして持っていったのだが、重くて使わなかった双眼鏡でした。
「おっきく見える!」息子も夫も大興奮。
「本当だね、大きく見えるね。天王星も見えるかもしれない。母の双眼鏡がやっと役に立ったよ!ありがとうね」

赤銅色の月を写せるだろうか?
うーん
難しい
どうしても暗すぎてブレてしまう
なんとなく!
良い感じ
赤銅色
明るく撮影したいが、撮影時間を長くすると、どうしてもブレてしまう
感度を上げて撮影時間を短くするしかないかー
感度上げすぎて、ボロボロでした(泣)
センサーのゴミもちらほら(泣)
ゴミだけではなく、月のすぐ下にあるのは
天王星かもしれない!

天体撮影をしてしまうと、高性能なフルサイズのカメラ!レンズ!!三脚!!!叫びたくなります。いつかは・・・いつかは?
今回は、皆既月食の時間がとても長く1時間ほど楽しめました。
442年前、昔の人は、この赤い月をどんな気持ちで眺めていたのだろう?同じ月を見ながら、そんなことを考えます。
そして、天王星は全く見えませんでした!
そこにある、と思うだけで良いじゃないか。うん、そうだ。
そこにある、今ここにいる奇跡を祝おう。

皆既月食の終わり
光が戻っていく

月は屋根ギリギリの真上に出ていて、見上げないと眺められない、首が痛い。そして寒かった。満月に戻るまでの撮影はできませんでしたが、息子と夫と天体ショーを楽しめました。母とも一緒に、双眼鏡の思い出と共に。

昔の方が、よく撮れていた・・・?
上の満月からうねうねと
左←右上
左→右
この日は雲が多かった
左→右
左→右
右下から上へぐるぐると
右から左へうねうねと
左下から上に右にうねうねと
うーん・・・これが一番ブレずにキレイに撮影できている気がする
退化
どの月がお好きですか?

月や星が美しい季節
秋の夜長、星や月の観察も楽しいですね。
皆さんも、楽しんでくださいー

お付き合いいただき、ありがとうございます!


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ここまで、貴重なお時間を!ありがとうございます。あなたが、読んで下さる事が、奇跡のように思います。くだらない話ばかりですが、笑って楽しんでくれると嬉しいです。また、来て下さいね!