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YouTubeで、醜い自分にと出会う


 顔出し実名でSNS発信を続けています。アカウント名はすべて、「鮪のシマハラ店主 島原慶将」です。そうです。鮪のシマハラ挑戦記の発信を続けています。

 ただ、あまり得意ではないようです。大したフォロワーもいません。それでも私が発信を続けているのは、社長の仕事は集客だからです。間違いありません。経営者は自ら想いを発信して、内外の信を問わなければなりません。望む望まないに関わらず、SNSと向き合わざるを得ません。

 私の主戦場はFacebookとnoteのブログです。本気とは言い難い更新頻度ですが、創業準備段階から現在までずっと続けています。

 そして最近もっとも力を入れている発信が、YouTubeです。飲食店の発信にはYouTubeが最も適しているのではないか。そう感じた私はチームを組んで、YouTubeの発信を続けています。2月から始めた「鮪のシマハラ」チャンネルの配信は70回を超えました。「鮪のシマハラ」が最も真剣に取り組んでいるSNSです。

 そんなYouTubeで、最近あることを発見しました。う~ん。そうなんです。醜い自分自身を発見したのです。はい、スマートではなく美しくない島原慶将を発見しました。

 私の動画が、なにか他人を不愉快にさせているような気がします。私の表現方法が変です。このおっさんは、何をイキっているのでしょう。何に必死なのでしょう。喋りが、なにか高圧的で余裕がありません。最近投稿した自身の動画をみて、恥ずかしい気持ちになっています。

 こんなチャンネルを作りたいわけではありません。マグロを愛する私たちの挑戦記を紹介したかったのです。飲食業界の厚い壁にはね返されても諦めない私たちを表現するはずでした。

 どうしてこうなってしまったのでしょうか。理由は明確です。必要以上に自分自身を大きく見せようとしてしまいました。「評価なんて関係ない。」と言いながら、人からどう見られるかばかり考えていました。らしくありません。反省しています。まだまだ未熟です。

 内容ではないんです。内容に嘘はありません。どのSNSでも同じですが、隠したい内容もさらけ出すのが「鮪のシマハラ流」です。振るわない数字も赤字の額も、私の力不足から多くの仲間が去っていったこともすべて記してあります。

 内容に関しての批判はまったく気になりません。人さまがどう考えようとも、私はこう考えている。そのスタンスに変わりはありません。私の考えが正しいと言うつもりもありません。ただ、私はこう考えている。それだけです。

 私のSNSは常に壮大なプロレスです。相手に打たせるだけ打たせて、最後に鮮花やなカウンターで仕留める。観客を沸かせるプロレスを意識しています。(過去投稿「商売は壮大なプロレスだ。」参照)

 プロレスはプロレスで良いのです。人の目に留まらないSNSはただの落書きです。ただ、人を不愉快のさせてはいけません。そんな権利は私にはないのです。

 調子に乗るような結果はでていません。マウントをとるような実績もありません。なのになぜ?「俺はこんなもんじゃない。」とでも言いたいのでしょうか。

 言い訳のしようもありません。ただただ恥ずかしいかぎりです。もう一度やり直します。自分自身と向き合うためのSNSでもあるのです。結果や実績が伴わないのであれば、せめて爽やかに。「鮪のシマハラチャンネル」再スタートです。



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