おやっさんが静かに静かに逝った。鮪のシマハラが背負う使命。
多くの方から応援されている「鮪のシマハラ」。私自身にも多くのメンター(おやっさん)がいます。勝手に認定し憧れ背中を追い続けています。おやっさんたちの厳しい指導のおかげで、現在もなんとか飯が食えています。
「40歳までは年上と付き合い、40歳を過ぎたら年下と付き合いなさい。」あるおやっさんの教えを実践してきました。そんな私のメンターおやっさんたちもみなさん歳をとりました。
先日、あるおやっさんが「逝った」とご家族から連絡がありました。誰にも告げることなく、死後一か月後の連絡でした。静かな静かな最期でした。おやっさんらしい最期でした。おやっさんは最期を意識していたようです。私は何の準備もできていませんでした。
45歳から「鮪のシマハラ」に挑戦する私を、「島原、カッコイイなぁ。」と本気で応援してくれました。苦手なスマホを使ってSNSにいつもコメントをくれました。
そんな毎日が続くと思っていました。「いつでも呼び出して教えを乞える。」そう思っていました。おやっさん早すぎますよ。まだまだ習いたいことがたくさんありました。
誰よりも、キャメルのポロコートをカッコよく着るおやっさん
誰よりも、スーツを着こなすおやっさん
葉巻の作法を教えてくれたおやっさん
銀座をこよなく愛したおやっさん
いつも綺麗な女性と一緒だったおやっさん
モンテクリストの2番を愛する私を、「2流だな」と笑ったおやっさん
店員さんに横柄な態度が玉にきずなおやっさん
大好きでした。なにより経営者・起業家の先輩として、本当に多くのことを教わりました。憧れていました。「鮪のシマハラ」の成功を報告できる。一緒に喜んでもらえる、そう思っていました。
応援してくれる人がいる。私にはやはり「鮪のシマハラ」しかありません。もう一日も無駄にできません。もうこんな思いはしたくない。多くの方に支えれれて現在があります。そして「鮪のシマハラ」が生まれました。私には「鮪のシマハラ」の成功をおやっさんたちに見せる義務があります。
私は本当に恵まれている。多くの方が私と伴走してくれています。厳しい意見をくださいます。もう逃げません。迷いません。挫けません。愚痴りません。まっすぐ前を見据えて、「鮪のシマハラ」を進めていきます。私にはそれしかできません。おやっさん、間違ってないですよね。
「島原、静かに送ってやれ。」おやっさんを私に繋いでくれた師匠の言葉です。はい。静かに見送ります。
おやっさん見ててください。「鮪のシマハラ」は必ず飲食業界の第一線に躍り出ます。仲間や応援してくださるみんなの想いをのせて行きます。絶対に、絶対に、絶対にです。