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懐かしくて新しい!必ずお気に入りが見つかる、ポストモダンジュークボックス:本気のオススメ
ホントなんです、洋楽好きの皆さんなら必ず好きなやつ見つかります。
私はここ何年も“聴く”音楽といえばスコット・ブラッドリー(ピアノ・アレンジャー)率いるPostmodern Jukebox (PMJ)だけでした。世間で流行りの曲もこちらのカバーで知り、原曲をラジオできいて“ああ、きいたことあるわ” と思うほど。
“最近”(80年代、90年代からこっち)のポップスを1920、1930年代(時にはそれ以降も)風にアレンジして披露してくれるこのグループには、固定のボーカルもバンドもいません。寄せ集めミュージシャンのセッションなのですが、とにかくそれぞれのミュージシャンの腕が素晴らしく、またどのボーカルもまさに“歌手”を名乗るにふさわしい技術とパフォーマンスでスクリーン越しに見ても圧倒されます。
始まりはスコットの小さなアパートからだったPMJも現在はYoutubeで500万人のファンを抱える大きなグループになり、レパートリーもどんどん増え、ツアーも国内外精力的に廻ってました。先述の通り固定のミュージシャンがいないので、ライブに出向く客は誰々さんが見たいから行く、のではなくPMJの舞台が見たいから行くのです。
そして誰がボーカルでも(必ず複数います)バックでも、ライブはまさに“ショータイム”! 大ホールでもちょっと近所のバーで、クラブで、見ているような近い距離感で映画で見た古き良きアメリカの中に入り込んだようなのです。
どんなに聞き飽きた・つまらない(ような)最近のポップスでも、PMJにかかれば味のある新しくも懐かしいサウンドに変身します。
知っている曲も知らない時代の、それでいて“あの時代は良かった”の音に変えてくれる魔法のグループなんです。
スイング、ジャズ、ドゥーワップ、モータウン、ブルース、フォーク、カリフォルニアサウンド、とまさにポストモダンから70年代初めまでのあらゆるジャンルを網羅するこのグループには必ず誰にもの琴線に触れる曲が見つかります。絶対に!
いまだに基本は“スコットの部屋”でのセッション風にとってあり、衣装もそれぞれの時代に合わせたものもあるし、見ていても楽しいです。
アメリカーーーって感じがします(個人の感想です)。
せっかくなのでシマリスの独断で入門編オススメを紹介します。PMJの収入源はYoutubeなので気に入ったら何度でも再生お願いします。
The Goglia sisters---The Boy Is Mine (Brandy & Monica) ゴグリア姉妹の歌うドラマ仕立てのデュエット
Casey Adams—Umbrella (Rihanna) 本当にリアーナのあの曲とは思えない!
Haley Reinhart—Oops, I did it again (Britney Spears) まさに名曲!(このバージョンは)
Robyn Adele Anderson ---Gangsta’s Paradise (Coolio) アルカポネの時代のギャングスタパラダイス、一気にオシャレ
Von Smith -–Shake it off (Taylor Swift) 彼の歌声はPMJの顔!良かったら他のも聴いてみて
Kenton Chen--Closer (Chainsmokers) ギャップに萌える、一押し!
Will Jay -–Finesse (Bruno Mars) 本家よりもセクシー!
ほんとはトップ100とかできるんですけど、ここまでで万が一”ハズレ”てしまった方はPMJのYoutubeで探してみてください。ジャンル・年代ごとにプレイリストができてます。
日本でもPMJファン増えるといいな〜〜
シマフィー
*日本ではなんとアルフィーさんと同じユニバーサルミュージックからCD
が出ているようです。縁があるね〜❤️
*冒頭の画像はBoston Globeからお借りしました。https://www.bostonglobe.com/arts/music/2016/09/27/scott-bradlee-postmodern-jukebox-plays-today-hits-retro-way/TT3Fff8BZz0bVAtabIKYxI/story.html
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