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英作文上達のコツ:削る削るツイッター

ひと月ほど前からツイッターを始めました。春先にThe ALFEE にハマりにハマって自分の大好きな気持ちを吐き出したいという一方通行のコミュニケーションのためです。それまではツイッターは何が面白いのかな、と不思議でした。でも自分がやってみるとなかなかいいトレーニングになるな、とわかってきました。

時数が制限されている(140文字)ため思った通りに書いてしまうと書ききれないんです。2回に分ければいいやん、と思うかもしれませんが、そこは意地でも削って削って140文字に押さえます 笑。その中にはハッシュタグも含まれますので自分がいつも使うタグ #TheALFEE   と #アルフィー  を使ってしまうと115文字しか残りません。

115文字で言いたいことを全部いうには技術がいります。そしてこの技術は私が生徒に作文を書くときに(英語で)使うよう教えている技術と似通ったところがあります。

もし高校・大学・大学院に進学するために英作文を勉強しているのならこの4つを覚えていただきたい。ツイッターも上手になります笑。

*不必要な言葉を削る。例:There is/are, I think, You/ People see that, などはない方が簡潔な文章になる。A is, B are などのBE動詞は使わない。明らかなことは書かない。一人称・二人称は使わない。

*情報を含んだ文を書く。例:I have a friend and she is a lovely person (特に重要な情報がない) >> My lovely friend... (sent me a package など動詞をつけて文を続けて情報を加える)。基本は A is B ではなく A does B の動詞を軸に。

*単語を変える。例:difficultは文章によって hard, unreasonable, impossible, demanding, tough, time-consuming, などなど。同じ単語を使わず自分の言いたいことに一番近い表現を使う。それによって不足の説明文がいらなくなる。

*意味のない単語は使わない。例:very, really, things, stuff, so, quite, actually, just....このような単語は使う意味がない。Very tired = exhaustedなど他の単語を使う, things = ちゃんと何なのかを示す, just =いらん、actually =もっといらん、really = 絶対にいらん。

それによってこのような文章が

There are people who are nice but not that nice all the time. For example, I have a friend and she is actually a lovely person. But she is so stubborn and it is really difficult for her to accept my opinions. (いい人がいつもいい人とは限らない。例えば私には友達がいて彼女はいい人だ。けれど彼女はとても頑固で私の意見をなかなか受け入れてくれない。意訳です)

こんな風に簡潔になります。

My lovely but stubborn friend cannot accept my opinions. (素敵だけど頑固な友人は同意しない)

短っっ!

だらだらと書かれた文章は要点をつかみにくく、しかも読んだ後に何も印象に残りません。学校での作文・論文は必ず3枚なら3枚に自分の言いたいポイントを全て納めなければならず、それを越してしまうと文章力のないやつだ、とレッテルを貼られてしまいます。

ツイッターではだらだら書けませんので真剣です笑。

言葉を削って・熟考して・上手く選んで伝える、というスキルはこういう小さな練習が役に立つのかもしれませんね。

シマフィー

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