室内の木陰

この家の中で私が座る場所は限られており、大抵は自室のソファー、キッチンのスツール、もしくはリビングにあるこの椅子です。

それぞれの場所には役割があり、キッチンはもちろん何かを食べる時や窓の外の野鳥を観察する時に、自室は授業と仕事の会議をする時に、そしてこの椅子は記事を書いたりネットで遊んだりする時に座っています。

この３箇所以外にも座るところも椅子もたくさんあるのですよ。
リビングにはこの椅子とセットになっているソファーともう一つの椅子、ダイニングには食卓と椅子が４脚、キッチンにはスツールがもうひとつ、スパルーム・サンルームには深く腰掛けて足を投げ出せる椅子もあります。

なのにこの椅子に座ると落ち着いてリラックスできるのは、習慣以外にはこの上から被さるような木のせいかなと思っています。
ちょっと見上げると葉っぱが揺れているし、室内なのに木陰でうとうとできるし、包まれている感があります。

私は暑い夜も鼻の上までシーツを被って眠りたい派でタートルネックのセーターは口元が隠れるまで伸ばしたい派なので（さすがに人前ではしません）ので、なんとなくくるまれているのが好きなのかもしれません。

 欲を言えばこの木に実がなって、手を伸ばして食べれたらよかったなぁ〜　そしてこれでリクライニングでも出来たら何時間もここですごして廃人になるかもしれない・・・ので、まぁ単なる椅子でよかったです。

シマフィー