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思春期の夏休み:オススメ映画2本!

もう後1週間で春の学期が終わり、卒業式がすんだら夏休みが来ます!
(*アメリカの私立高校で教師をしています)
大体の学校は6月半ばには終わり、9月の頭までが長い夏休みです(地域によって早く始まるところもあります)。
丸々2ヶ月休みなわけで、生徒たちは長い休みを使って色んな体験をします。
もちろん個人差はありますが、11年生・12年生に上がる子供達は夏の間は家庭教師を雇ったり、学校に行ってSATやACT(大学受験に必要なテスト)の特訓をしたりする子もいますが、大体の生徒は家族とバカンスに出かけたり、アルバイトをしたり、サマーキャンプへ行ったりが多いようです。

アメリカでいうサマーキャンプは普段学校ではやらないような授業やアクティビティ、例えばサーフィンやセイリングやサッカーなどのスポーツや、アートや音楽やコーディング、などを集中講座のようにして受けたりするものです。地域の同い年くらいの子供が集まるため学校外の友達も出来るしとても楽しいらしいです。

生徒に聞くと、彼らが夏にやっているバイトはベビーシッター(地域の講習を受けないといけない)やビーチのライフガード、ファストフードやピザデリバリー、サマーキャンプのリーダー、草刈り・庭の手入れや犬の散歩、ヨットの掃除など様々です。普段学校で甘えてたりする生徒も責任持って仕事してるなんてちょっと涙。
お金をためてゲームやスケートボードを買ったり、デート代にあてたりするらしいですよ。

アメリカの高校生の夏休みを描いた映画は多数ありますが、私が大好きなものを2つ紹介します。どちらもコメディですが思春期真っ只中の高校生がライフサイズで描かれています。夏休みってこんな感じなんです。いい大人や悪い大人に囲まれて何かを学び、淡い恋や友情などの素敵な体験、飲酒や運転などの悪いこと、など成長のステップが夏休みにはギュギューーーっと詰められています。

The Way, Way Back (邦題:プールサイドデイズ)

Adventureland (邦題:アドベンチャーランドへようこそ)*日本語の予告が見つからず英語版です


この2本のオススメでアメリカのティーンの夏休みを体験してみてください!

シマフィー 

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