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「アラフィフ婚活」という無理ゲー

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46歳からおよそ1年間、島田佳奈が体験したネット婚活の実態を語ります。 多少の脚色はあれど、ほぼノンフィクション。リアルRPGをお楽しみくださいませ。
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婚活サイトで遭遇した「○○」な男

およそ1年間のネット婚活において、メッセージのやりとりをした男性は100名以上いた。 実…

婚活サイトで「ヤバそうな男」を見抜くコツ

来るもの拒まず、去るもの追わず。 これは私の恋愛基本ポリシーである。 相手のほうから何ら…

「母親じゃない女」の魅力と致命的欠点

前回さらりと書いてしまった「35歳以上の女性はマッチングのフィルターに引っかからない」件…

需要と供給のバランスを考えれば「玉の輿」などこの世には存在しない。

婚活において「いい人がいない」と愚痴をこぼす輩は全員、あることを忘れている。 それは「【…

婚活サイト(マッチングアプリ)では「プロトタイプな女」より「リアルが透けて見える…

「お嫁さんにしたいタイプ」は、いつの時代も不変だ。 家事全般ができて、特に料理が上手なこ…

「再婚したい」気持ちと行動のアンビバレント

45歳の秋、当時の私はこのまま独身街道を突っ走るものだと、周囲からは思われていた。 それ…

極寒の中、便器を抱えながら「もう独りはイヤ」だと思った。

死を目前にしたとき、人は己の最も内側に潜んでいる本音に気づく。 「どうして死ぬ前に〇〇しなかったんだろう」 「このまま〇〇しないで死んでしまうなんて」 元気なときは、すっかり忘れている欲望。願望。希望。 私の場合、それは「結婚」だった。 「女」を売ることの限界四十五歳の冬。自宅のトイレで便器を抱えた私は、死ぬほどの苦しみと戦っていた。当時、物書きの傍ら潜入取材としてホステスのバイトをしており、この日は飲み過ぎてしまったのだ。 女子大生の頃から、お金に困るたび「手っ取り早