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起業と在宅介護 どっちもやったる日記 Day1 2022年1月17日

月曜朝7時。母親からの電話で起きた。こんな時間の電話は珍しいので、イやな予感がする。

「ここ2~3日、息苦しいのよ。病院に連れて行ってくれない?」

急いで車を飛ばし、30分離れた実家へ到着。母親は普通に話せるし自分でも歩けるが、20年前に患った心筋梗塞に症状が似ていると言う。そういえば。。。土曜日に会ったときに階段を上がった後、いつもに比べて息が荒かったのを思い出した。

「土日はどうせ病院やってないから、月曜になるのを待ってた」。。。
そうじゃないだろっ!

かかりつけ医に見せたとたん、重度の心房ブロックとの診断が出た。心臓の鼓動のための信号がうまく届かない状態だとのこと。ざっくりいうと、心臓の半分が動いていないということらしい。。。

大学病院に連絡を取ってもらい、歩けるのに車いすに乗せられ、救急車が来て搬送された。
その様子をたまたま母の友人が見ていて、泣きそうな顔で私に安否を尋ねてきた。俳句仲間だとのこと。

「心配していただいた旨を母親に伝える」と約束して、急いで私は救急車の後から着いていくことに。

大学病院ではさっそく措置をしていただき、外付けのペースメーカーを繋いでまずは事なきを得た。

手術室を出る際に顔を見ることができたが、明日からはコロナ対策により面会はできないとのことだった。

病院を後にして、次は独りになった父親の面倒を見に行く。

父はアルツハイマーのため、三度の食事と着替え、入浴に介助が必要な状態だ。なぜかトイレにだけは自分で行ってるが、大便の後始末がうまくできなくて汚してしまうこともしばしばだ。

いよいよ来たか。俺にもこの日が。

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