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心理学では人の心は分からない。だからこそ会話する。

〈2分ほどで読める記事です〉
みなさんこんにちは。株式会社taskの大島佑介です。

今回は大学で専攻した心理学の学びをシェアします。

本当に多くの学びがあった4年間でした。アカデミックなことから「書けないボールペンはその場で捨てる」という生活の知恵のようなことまで、今でも日常的に役に立っています。

中でも一番の学びは「人の心はわからない」という点です。

「心理学を学んだのに?」と思われるかもしれません。そもそも「心理学では人の心は分からない」という前提で半分の学生は入学しています。

その前提があった上で私が心理学を専攻した理由は、人の心を理解する上でひとつの助けになると考えたからです。

心理学だけでは心が分からなくても、他にも多くのことを学べば人の心の理解に近づくのではないかと考え、専攻を決めたのは中学生の頃です。

大学時代の研究では、会話において嘘を見破ることに重点を置いていました。

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しかし、嘘と真実を100%判別する方法はありませんでした。それどころか嘘を見破れると信じている人は、相手が真実を言っていても嘘つきだと判別する確率が高まることが分かりました。

真実を話す人を嘘つき呼ばわりするのは辛いので、人の心が分からないならそのまま信じるのが今の基本方針です。

人の心は分からないからこそ会話を通して相手の理解に努め、自分を伝えます。自分が相手の心を理解できないのと同じで、相手も自分を分からないので伝えることは大切です。

これからも分かったつもりにならず、理解し合うために会話を大切にします。

大島佑介

P.S.
うれしいお知らせです。嬉しいです。

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