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安心安全を感じにくい人たちへ

こんにちは。
反射の統合ワーカー 大島明恵です。

固める反射は、文字通り身体・心・頭を固める反射。胎児時代に起こる身体の自動的な反応です。

この反射は、赤ちゃんがおかあさんのお腹の中にいるときに起こるもの。赤ちゃんはおかあさんのお腹の中でたっぷり安心安全を獲得し、出産時に固める反射を統合(卒業)するのが望ましいです。

様々な理由から固める反射を持ったまま生まれ、大人になっても持ちつづけている人がいます。私もそのひとり。不安や恐怖を感じやすく、自分と他人を分ける境界線が薄い。身近な人の近くにいないと不安だったり、逆に人に近づくのを恐れすぎたりします。

固める反射。この反応自体は、自分の身を守るのにとても大切なものです。危険から身を守るときだけに反射が出ればいいのですが、統合していないと普段から出っ放しになります。そのことが、日常生活で困りごとを抱えやすい要因になります。

私はこの反応を強く強く持っていて、いつも漠然とした不安を抱えていました。うつで通院していた時も、「漠然と不安なんです」と毎回のように訴えていました。地に足がつかなくて、過去を憂い、未来が不安。大したことじゃないのに怖い。周りから「気にしすぎだよ」と言われる。

それって、反射の影響かもしれません。安心安全感覚を獲得できないまま、がんばって大人になったのかもしれません。

さて。そんなあなたへおすすめするのが、固める反射を統合(卒業)すること。自分の人生を自分で歩んでいくために必要な土台を育てます。私も2017年から反射の統合に取り組み始め、たくさんのことが改善してきました。

身体を触れる、なでる、揺らす。感覚を育て安心安全を獲得するアプローチです。嫌なことや強すぎる刺激は逆効果になりますので、ひとつひとつ確認しながら行います。気持ちいい、心地いいことだけ。頑張り屋さんには、これが意外と難しいです。自分の【快】だけにしたがうこと。心も身体も大きく開きます。


固める反射の統合ワークができるワーカーさんは、全国にいらっしゃいます。お近くの統合ワーカーさんを探してみてくださいね。

また、統合ワークを人にしたい方はこちらの研修を受講することで統合ワーカーになれます。(次回2022年6月予定)



【反射の統合ワーク・セッション】

【これって反射かも?チェックリスト】



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