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英国のアンティークジュエリーの魅力に触れた日のこと

こんにちは。ayumimuです。先週日曜、吉祥寺駅の東急百貨店で開催された英国フェアへ行ってきました!ぜひ見てほしいけれど、写真掲載はできないので文字でお楽しみくださいm(_ _)m

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8階フロアに到着すると、不思議の国のアリスやシャーロックホームズの世界がそこにあった。イギリス本場のスコーン、スコーンにつけるクロテッドクリームやジャム、おしゃれなカトラリー、目を奪われるタータンチェックやリバティ柄プリントのお洋服に、美しい革製品などなど。

英国文化あふれるフロアを少し歩いたところで、これは、と目を惹かれるアンティークジュエリーの展示スペースにたどり着く。そこが今回訪れた目的のお店だった。

最近の私は、持続可能なファッションスタイルという"概念"からアンティークへジュエリーに関心を持つという妙な展開をしている。英国フェアには、実際目にして、魅力を感じるのかどうか確認するために来た。ちなみに「アンティーク」と呼ばれるためには100年以上の歳月が必要である。陳列棚には100年や150年、それ以上の歴史のあるジュエリーが並んでいた。

時間をかけて覗き込む私に、お店の方はやさしく丁寧に説明をしてくれた。

シェルや瑪瑙(天然石)に神話の登場人物が精巧に彫られたカメオは、2色使われているけれども、貼り合わせではなく1つのパーツを彫っていること。真珠やダイヤ、色とりどりの宝石がふんだんに用いられたジュエリーたちの歴史について。髪の毛が編み込まれたリングや、REGARD(S)リング(感謝や敬意の気持ちの頭文字をとって...ルビー、エメラルド、ガーネット、アメシスト、ルビー、ダイヤモンド(サファイア)が配置されたリング)も。

ジュエリーを通じて想いを交わす。つい平安時代に交わされた文を想起してしまったが、現代だって同じだろう。いくら技術や生活が変わっても心は変わらない。

特に私が心惹かれたのは、シグネットチャームだった。(印章が彫られた署名にも使えるもの。リング型が多いが、今回拝見したものはネックレスにできる)定規やコンパスがドーム型のシグネット部分の上に立体的に配置されている。フリーメイソン(石工職人のギルド(商工会的な組織))のもののようだ。

価格は、基本的に6桁である。あるいは7桁。でも、たまに5桁。いくらおまけしてもらったとしても、今の私にはとても手が届かないが、価格としてはしっくりくる。いつか、まだ誰にも買われていなかったら、そのシグネットチャームを身につけてみたい。

英国アンティークジュエリーの魅力は、たくさんあるだろう。繊細で工夫の凝らされた細工、宝石の質、英国のその時代時代の文化が反映されていること、などなど、知らないことだらけだ。

知らないということを傍に置かせていただいての感想になってしまうが、見せていただいたどのジュエリーにもそれぞれに重みのような魅力を感じた。

不思議な感覚だ。これはたぶん、質量だけではなく、あえて言葉にするなら"時間"の重みなのだろう。その感覚が、私にとっていちばんの収穫だった。

勉強をさせていただき、本当にありがとうございました。

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今回、英国フェアに行く前にこちらの本を拝読しました。アンティーク品とは何か、どのように出回っているのか、買っているのか、どうやって価格は決まるのか、どうすればディーラーになれるのか、などなど、内容盛りだくさんで、そんなに教えてくれていいんですか?と言いたくなる本でした。大感謝です。


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アフタヌーンティーの風習大好きなのでスコーンは必ず買いたいところでしたが、電子レンジを保有していない致命的な欠陥があり…泣く泣く諦めて… 帰りの簡易カフェで、アールグレイと一緒にいただきました。おいしかったけど、電子レンジへの思いを新たにした日でもありました😌


最後まで読んでくれてありがとうございました!またお会いしましょう😄

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