見出し画像

学費200万円の価値はあるか?調理師学校(夜間)に通うデメリットとは。

こんにちは、ばるじぇのの太い方です。

前回のメリット編は、こちら▼

そして自己紹介は、こちら

今回は圧倒的な主観で答える、調理師学校(夜間部)に通うデメリットです。

高い学費以外のデメリット(不満点)は以下の5点となります。メリットと同様、ぼくが通うH栄養専門学校だけの話ですのでご容赦ください。

1.1日の自由時間が減る

これは夜間部を選択している以上、仕方がないことですが、平日の夜は全て学校で潰れます。

座学はオンラインなので、授業時間ピッタリに授業を受けなくてもよいですが、課題の提出が遅れるとことになります。

なので、月曜日〜金曜日は仕事も早々に切り上げて、10時くらいまで自由時間はなくなります。

ぼくが辛いと感じるのは、飲み会に行きづらいことと、家事育児を任せっぱなしにしていることの2つです。

元々コロナ禍で仕事仲間や友人と飲む機会こそ減ってましたが、通学で拍車がかかりました。

また、週2回は実習のため、娘のお世話や家事ができません。

座学の日は早く帰宅できればいいのですが、実習の日のような定時上がりが難しいので(さすがに毎日定時上がりはしづらい…)、それもあまりできていない状況です。

また、当然試験がありますので、試験前は包丁を研いだり、学校に練習しに行ったり、テスト勉強をしたりと少し忙しくなります。

2.実戦経験は多く得られない

週2回の調理実習では、殆ど実戦経験は得られません。

調理の現場ではないので、現場経験を積むという点では皆無に等しいです。

さらに、4人1組の班で実習をするため、調理・片付けも分担となります。「ほげーっ」としていると、「今日皿洗いしかしていない」なんてことも。

テキパキと動き、調理を勝ち取らないといけません。

調理実習の中で練習をすることもありますが、「力を身につけるのは現場でお願いします」というのが学校のスタンスです。

そのため、夜間部の学生も、昼間にアルバイトで現場経験を積む方が多くいらっしゃいます。

3.座学の講師のレベルがまちまち

正直にぶっちゃけると、低レベルな講義が多いです。

教育学を専攻していた身としては、講義は「昭和で止まっている」というレベルです。

悪口で申し訳ない気もしますが、高い学費を払っているからには、もう少し価値のあるものを提供してほしいのが本音です。

低レベルと断言する要素は、以下の通り。

  • 撮り溜めで改訂していない
    1年前の動画を流用。東進の人気講師ならともかく、改善しようとしない意識の低さ。コロナになって各教師が慌てて撮った感あり。

  • スライドが見にくい
    単調で頭に入りにくい。ぼくは年間50回くらいスライドを作るので、代わりに作成してあげたいくらい。

  • スライドを読み上げるだけ
    スライドに音声をくっつけている動画なので、躍動感やメリハリがない。プロに依頼してはどうかと思う。

  • 間違いが多い
    やたらとスライドが間違ったままになっていたり、授業の小テストも間違いが多い。

  • 授業の統一感がない
    オンライン授業を作るにあたっての統一ルールがないためか、授業によって参加方法や出席確認や課題がてんでバラバラ。

調理実習の講師は話も面白く、とても理解しやすいのですが、座学ははっきりいってダメです。内容は面白いんですけどね。

あまり期待しないほうがいいです。

4.進路指導は特にない

一応、学校ではあるので、クラスがあり、担任の先生がいて、就職支援をするキャリアセンターもあります。

ただ、入学して9ヶ月経ちますが、担任の先生とは入学後に1回10分程度の面談をしただけで、その後は何もありません(もしかしたらこのあと卒業までの9ヶ月で何かあるの…かも…)。

夜間部の大半は大人なので、今さら干渉しなくても自分で動けると思っているのか。はたまたいい歳をした大人たちには斡旋できる現場がないのか。

ただし、受け身ではなく、能動的に動けると、それなりに手厚いサポートを受けられるようです。

ぼくの周りでは、アルバイト先を紹介してほしい、と講師に頼んで採用になった方もいますし、積極的に担任の先生に相談している方もいます。

したがって、自分から動けば指導が望めるが、動かないと何も起きない、と言えるでしょう。

5.太る

週2回の実習では、もちろん作った料理を食べます。

それ自体は問題ないのですが、マズいのは食べる時間。

デモンストレーションが終わって、作りはじめて、実食となると、食べ始めの時間は21時前後になります。

毎回の量はそこまで多くありませんが、ありがたいことに、油の使用量が多いのと、ご飯やパンといった炭水化物を出してくれることも多く、摂取カロリーが増えます。

加えて、暇さえあれば、自宅でも復習がてら料理をしたり、練習でたくさん切った材料を消費するために食べるなど、ほっとけば太る要素しかありません。

ぼくだけじゃなく、他にも体重が増えた方も多いようですので、気をつけたほうがいいです(オマエがな)。


以上、調理師専門学校の夜間部に通うデメリットを挙げさせていただきました。

総合的に見て、ぼくは入学してよかったなと思っていますが、実際は自分の目と耳で確かめたほうがいいでしょう。

あくまで意見のひとつとして流してください。

次回は、
国からお金がもらえる教育訓練給付制度のお話か、そもそも、ばるじぇのってどうやって生まれたの?という話をお伝えします。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?