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「なぜ、あなたが?」

事業は「なぜ、自分が?」を考えることが大事、というお話。

僕自身は目下、自分探し中ですが(笑)、ありがたいことに人の事業づくりにかかわる機会が増えてきました。

事業とは分解すると「事を業する」です。「業する」って、いうのかな…? ともかく、「ことを行うこと、なすこと」ですよね。

だけれども、人間はゴールがないと行いも“なし”もしないので、本来必ず「やる目的」があるわけです。

補助金申請を手伝う仕事をしていますが、この目的が弱いと、ただトレンドをつぎはぎしただけの事業計画になってしまいかねません。

流行っていて、儲かりそうだから、といったような。

自分が自分の好きなように事業をするのは間違っていないと思います。しかし、補助金という国の力を借りて社会に役立つ新しい事業をしたい場合、共感できる目的がないと厳しい。

他人に協力をしてもらうわけですから。

(それに、僕のような書類を作る方も、論理立てて筋道を考えるのが死ぬほど大変なんです…!)

補助金のケースではなくとも、どんな事業も仕事も人の協力ありきですから、「ともにそれを成し遂げたい」と思える、求心力のある目的は必須ですね。

そうでないと極端な話、ただ金銭的な利益を享受したいというだけの人が集まってきかねませんし。自分の利益だけを追う人は、それこそ目的を達したら離れていってしまいます。

というわけで、僕がスタッフをさせていただいている某・広告経営事務所では、事業づくりにたずさわらせていただく際、まず「なぜ、あなたが?」という目的をお聞きします。

それはもう、しつこいくらい(笑)。

でも前述しましたが、目的が明確でないと筋道が立たないのです。実現のためにどんな人の力が必要で、具体的に何をしてもらわなければいけないのかも、漠然としたものになってしまうから。

経験上、ナチュラルに目的がハッキリしている方は優れた経営勘を持っていらっしゃいます。また、目的の輪郭がくっきり浮かび上がったとたん、自分のやるべきことがリズムよく生まれてくる方もいます。

誰かの目的が明確になる瞬間に立ち会えるのはワクワクするものです。もっとも、そこに至るまでが大変なのですけれど(苦笑)。

目的を考えることって、地味だと思います。対して、手を動かす作業をしていた方が、語弊があるかもしれませんが「やった気」にはなれるものです。

しかし、「やった気」で継続ができるでしょうか? 人がついてきてくれているでしょうか?

「そういわれると、このままの方向性で大丈夫かなあ」と感じたあなた。朗報です。よければ事業と起業の無料相談もしているので、お気軽にお問合せください(笑)。

目的探しには定評がありますよ。


ちなみに僕の目的は、「人の才能を100%引き出すこと」にたずさわることです!


ps.四国新聞で講演の様子を取り上げていただきました!

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