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文化的豊かさを求めて。

これだけ世の中が「不況だ」「経済は深刻だ」といわれるなかでも、日本人の生活満足度や幸福度は30〜40年前より高まっているそうです。

調査の母数によるので絶対とはいえませんが、もし本当にそうだとしたら…物質的・経済的豊かさだけを追い求めることは、無限にそれを発展させようとする社会のプロパガンダなのかも。

端的にいうと、社会に踊らされるんじゃなく、個人や身近な人間との関係性を満たした方がいいんでない? ということです。

なぜなら本来、身の回りにものはあふれていて、不便を感じていないのだから。「買う」のではなく、「どう心豊かに暮らすか?」。

文化的豊かさを求めること。

僕などは「あ、この人面白いな」と感じたときに豊かさを感じます。自分にないものの考え方を得られたとき、満たされる。

会って話すことから、本から、音声から。

人が人に魅力を感じるには、共通点が果たす役割が大きいといわれています。そして多様な共通点のなかでも、「考え方」「物事のとらえ方」が近い人に、よりシンパシーを感じます。

エンタメに豊かさを感じる人も、アートに豊かさを感じる人もいるでしょう。それらも広い意味では作り手の感性・考え方に近しさを感じるから、満たされた感覚を覚えるのではないか? と考えます。

「あのお笑い芸人面白いよ」といわれても、自分にはしっくりこない。むしろ、あまり注目されていないけどこの人の方がお気に入り。といったことはあるのではないでしょうか。

この感覚は、恥ずかしいことではなく、大切にした方がいいと思うんですよね。他人とのズレはあって当たり前です。

これほど情報にあふれた世の中で、ぴったり価値観を合わせようとする動きの方がおかしい。同調って、、正しいこと?

ビジネス的文脈では「誰に」「どんな『利得』を」提供できるか? といわれることがありますが、これからは「誰に」「どんな『文化的豊かさ』を」提供できるか? を考えた方がいいかもしれません。

まーかしこまらなくても、要は「自分が自分自身の価値観に従って、気の合う誰かを探す」感覚が、自分を満たすためには大事だよね、ということです。世の中のニュースや、SNSで目立っている人の情報に踊らされずに。

自分が感じる豊かさを表明していれば、自分に近い人が集まってもっと豊かになれる。僕の友人はソロキャンプが好きなのですけど、最近はなぜかグループでソロキャンプをすることに楽しみを感じているようです。
(ん? ソロか?)

あなたが求める文化的豊かさに素直になり、そのために行動しようぜ! ということです。


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