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「やらざるを得ない」仕組みと手帳の話。
人間、頭の中だけで考えても不安や疑念が渦巻いて動けないもの。だから、いかに「やらざるを得ない」仕組みを作れるかどうか? が大事です。
起業を目指すクライアントさんから、こんな質問をいただきました。
「まだできないことが多いのに、『仕事を作る』ことを目的に行動するのは怖い」
うわー、分かる(笑)。内心そう感じていました。というより、いっておきながら自分だって怖さを感じることは多々あります。
ただ、起業して経験を積むなかで、「できない」が少しずつ回避されるようになったと感じています。
できることが増え、何よりもマインドセットが変わっていきました。
仕事があるのはそれだけで幸せなこと。そこから目を背けて、仕事作りに直結しない行動をしていると機会ロスが増えていくだけだ、と。
クライアントさんには、話を変えて手帳の話をしてみました。手帳を使っていますか? と。すると、「トライしたことは何度もあるが長続きしない」というお応えが。
この気持ちも分かる(笑)。「入ってきた」予定を入れるだけではわざわざ手帳を使う意味がなくて、続ける意欲が落ちてしまうものです。Googleカレンダーで十分ですから。
わざわざ紙の手帳を薦める理由は、「やらざるを得ない」仕組みを作るための近道だからです。
手帳をどう使えばいいのか? と悩む人は多いようですがコツはシンプルだと思っています。
空いているところを埋める
「は?」と思われたかもしれませんがもう一度書きますね。空いているところを埋める、です。
手帳が真っ白ということは単にやることがないか、やることがスケジュールベースに落とし込めていないかのどちらかです。
やることがなければ、作っていかなければいけませんよね。スケジュールベースに落とし込めないというのは、整理ができていないということですよね。
人と会う
調べ物をする
記事を書く
クラウドソーシングに応募する
広告を出してみる
とりあえず売ってみる。そのために売るものを作る
書き出してみれば、できることはいくらでもあると思います。頭の中だけで物事が片付くと過信するのは赤信号です。僕を含む多くの凡人はそんなに賢くないですから。
ともかく1つひとつ「仕事を作る」ためのアクションを細分化して、手帳の中の真っ白な未来に書き込んでいく。自分の時間をブロックするような感覚です。
そうすれば少しずつ手帳が埋まっていくし、ブロックしていくわけだから「やらざるを得ない」仕組みが生まれていきます。自分を、もう1人の自分が運転しているようなイメージ?
少し怖いかもしれませんがそうやって「できない」を1つひとつ潰していかないことには、起業の本来の目的である「お金を稼ぐこと」がままならなくなります。
逆に、厳しいかもしれないけれど目的から外れてもなお余裕があるということは、起業に本気ではないのではないか? と感じます。教材ばかり読んでいても前には進まないわけで。
目的に合った「やらざるを得ない」仕組みを作り、日々改善していく。これが大切だと思います。手帳も仕組みを作るという目的で、活用してみてはいかがでしょう?
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