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つまり運をつかみやすい時代なんですよ。

いきなりですが、運がいい方ですか?

自慢ではないけれど、僕はない方です(苦笑)。

大事な場面でジャンケンに負ける。
席替えで、いっこうに気になる子の近くに行けない。
雨雲の様子を見て「大丈夫だろ」と思ったときに限って、たいてい雨に降られる。

そんな積み重ねが、いまの自分をつくっていると思います。よく分からんけどww

以前、お世話になっている方から、こう聞きました。

「行動する人間には、運がついてくる」

運がない僕なので「ふむふむ」と、うなずくだけうなずいて聞き流していたのですが、ようやく最近分かってきた気がします。

自分が行動できているかどうかは判断がつかないものの、確かに動けばついてくる、と。

天命的な運は自分ではどうしようもない。一方で、誰かによって運ばれてくる「運」もありますよね。ご縁や、ありがたい機会、また違う誰かとの出会いなど。

「この人、いつも全力で走り続けているな」
「この人の熱意にはグッと込み上げてくるものがあるな」

こんな人には、なにかしてあげたくなりませんか? 困っていたら、手を貸してあげたくなりませんか?

特に昨今、経済成長が頭打ちになって、お金(売上)を稼ぐことだけが唯一の正解ではなくなってきました。むしろ、誰かを応援するためにお金を出す、という応援経済のような形すら根付きつつあります。

以前、好きなアーティストの配信ライブを見ていたら、通常のチケット代のゆうに3倍くらいは“投げ銭”をしている自分がいました。10倍くらい出している人もいたかなあ。

ただただ自分の活動を発信していたら、「こんなこと一緒にやりませんか?」とお声をかけていただける方が現れたり。

自分の考えを話していたら、「あの人と気が合いそうだから紹介しますね」と、ありがたい輪が広がっていったり。

長年離れていた地元、家族と友達以外誰も知らない場所でも、行動していたら少しずつ運が向いてきました。

運を振り向かせることは、自分が応援される環境をいかに作れるか? だと思います。そして、応援されるには行動と発信を続けるしかない。そんな因果関係。

紹介でありがたい機会をいただき、「運がいい」と思えるのも…突き詰めれば、普段からどれだけ人の心を動かす行動ができているかがきっと作用しています。

応援経済の話をしましたが、現代はある意味、いままでの歴史のなかで一番「運をつかみやすい時代」ともいえます。貰うではなく贈与することに、価値を感じる場面が増えてきているから。

逆にいうと、天命ではなく人が及ぼす運は、つかめる人とつかめない人に二極化していくかもしれません。ネットを通していくらでも、人の行動を目にすることができますからね。

運が悪いと思っていた僕ですが、「つかめない人間」にならないように今日も少しずつ行動と発信をしていきたいと思います(笑)。

運をつかめない人間にはなりたくないので! あなたもそうですよね?


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