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検索は力なり。
毎日しない日はないのではないか? というくらい、「検索」を利用していますよね。この検索を使いこなすだけで、見える世界の解像度が変わってくるものです。
そもそも検索って何をしていると思いますか?
一般的に辞書では「調べて探し出すこと」と定義されています。
この捉え方1つで検索する力が強化されると思っているのですが、検索とは
「適切な質問をして適切な答えを得ること」
と考えてみるといいです。
検索窓は質問欄。GoogleやYahoo!の検索欄はいろんな回答者による答え。検索1ページ目の上にあるほど「適切な」答えということ。
もしあなたが求める答えが返ってこないということであれば、質問が良くない場合があります。
「近くのラーメン屋」と質問したら、醤油ラーメンのお店も味噌ラーメンのお店も塩ラーメンのお店も答えとして返ってきて、答えが膨大で曖昧なものになってしまう。
おそらくこういうとき、味噌ラーメンが食べたいときは「味噌ラーメン」と質問するはずです。移動して食べたいなら、さらに「〜〜町 味噌ラーメン」と質問しますよね。
Googleは質問を質問で返すようなことはしませんが(笑)、世界中の誰よりも正直です。質問の粒度によって、あなたの強い味方にもなるし、惑わせる存在にもなります。
先ほども書いた通り、検索1ページ目の上にあるほど「適切な」答えです。適切ということは多くのユーザーが信用しているということ。求めているという答えであるということでもあります。
「〜〜町 味噌ラーメン」と検索すると、その町イチ評判の味噌ラーメン屋ではなく、食べログの人気ランキングがもっとも適切な答えとして返ってくるのはなぜでしょう?
答えは、多くのユーザーが一番人気の店より、いろんなお店を比較検討したいと望んでいるからです。(ごく稀に、一番人気のお店の情報がトップにあるのはそれを知りたいニーズの方が高いということですね)
このように考えると、質問を通してユーザーが何を知りたがっているのか? ということも分かってきます。
「ワンピース」と質問して服のワンピースのことが知りたいのに、漫画のワンピースが一番に表示されるということは…どういうことかもうお分かりですよね?
まとめると、検索=質問する力を磨くことは、
・適切な答えを得る力(効率化)
・ユーザーのニーズを知る力(リサーチ力)
を高めることにつながります。
プライベートはもちろんですが、仕事でもますます重要な能力になってくると思います。なぜなら検索の使いこなし次第で、この世界そのものとアクセスする力に差が現れてくるのだから。
検索は力なり、です。
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