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選べる選べる選べる。
あれもこれもそれもどれも、「これしかないから選ばざるをえない」と思っているだけかもしれません。
世の中の大半のものは自分で選ぶことができます。
働き方も
目標も
身の回りにいて欲しい人も
住む場所も
タバコの銘柄も
今日のランチも
明日出かける場所も
ジョギングのコースも
電気のような、思考することなく最寄りの電力会社に電話して契約していたものも、今では自由に選ぶことができます。
たいていの物事は、自分の価値観・考えを基準に選ぶことができるわけです。
ほんの数十年前まで「自由に選べない」ことがスタンダードな世の中だったことを思うと、ドラスティックな進歩ですよね。バルーンが膨らむように、選べるものはどんどん広がっています。
ちゃんと、選んでいますか?
何もかもを自分の目で見て選ぶのは疲れます。考えずに選んでくれるサービスが重宝されるのも分かる。しかし、昨日より今日の方が、少しでも確実に選べるものは増えています。
無自覚から自覚へ移動すること。
1年半前に住む場所を変えました。東京から約540キロ離れた香川県へ。あっちで住んでいたアパートから香川の実家まで、ドアトゥドアでほぼぴったり6時間の距離を超えて。
ほんの5年前の自分にはなかった選択肢でした。けれど、東京にこだわり続ける必要もない。どこにいてもなんだってできるはずだ、と思えば「移動できる」ことに気づきました。
重い腰を上げて行動する、などといわれますが価値観・考え方が変われば軽い腰に変わります。難しいと思っていたことも、息を吐くようにできるようになります。
人の考えは変わっていくものです。
それに伴って自分の選ぶものも変えていかなければいけない。「これしかないから選ばざるをえない」などというものは、この現代にあってはほぼないと思います。
今、属しているコミュニティだって、あなたの考えに伴って軸足をズラすことも必要かもしれません。捨てるということではなく、自分のあり方や多様性を損なわないために、増やしたりパワーバランスを変えたり。
結果、もといた場所が一番居心地がいいかもしれない。けれどそれも、選択肢をフラットに見てみてはじめて分かることです。
もっと真剣に選んでみませんか?
当たり前を疑うことから始めよう。無自覚から自覚へ移動しようぜ。
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