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私を◯◯にたとえると。

2者以上の間で、お互いを自己分析しあう際の強力な方法をお伝えします。

自分のことを何かにたとえて伝えるのは得意ですか?

これ…一見難しいように感じるのですけど、「切り口」があるのでノーヒントの場合より考えやすいのかな、と思います。

特定のレイヤーをスロットに差し込んで、異なる面から自分を見ていく。過去を掘り下げていく。習慣を振り返る。

たとえば、

私を色でたとえると
私を調味料でたとえると
私を数字でたとえると
私を寿司ネタにたとえると
私をスナック菓子でたとえると
エトセトラエトセトラ…。

地元・香川で所属しているビジネスコミュニティでは、毎週自分を何かにたとえて発表する宿題が課されます。上記はたったの一例。「難しくない」といっておきながらですが、時に世紀の難問も出されます。

スナック菓子は、たしかうまい棒と答えた記憶があります。菓子問屋の営業マンをしていた僕は、ある時期“日本一”うまい棒を売っていたことを思い出しました。(しかもメーカー・やおきんさん公認)

僕は割と正攻法で、自分の性質や過去と結びつけて「たとえる」のですが、斜め上の発想で答える仲間たちもいます。

たとえば、寿司のたとえの答えが「エビフライ巻き」。その心は、

エビフライ巻きは、寿司=和食とエビフライ=洋食のハイブリッドであるように、自分が仕事をする2拠点を結びつける存在でありたい

というもの。エビフライ巻きなるお寿司があることを、そもそも初めて知りました。

僕たちは、自分のことほど自分では分からないと思います。

本の帯についているような経歴紹介はできるかもしれません。しかし、自分が得意なこと・価値を届けられる人・誰かに伝えられる教訓などなど、内発的なものほど曖昧です。

そこに形を与えてあげるのが、たとえ。

このような訓練を積んでいくと、「営業マンをやっていた」という面白みのない自己紹介より、「日本一うまい棒を売っていた男です」というような、話題のきっかけが生まれます。

AIDMAの法則でいうところの、Attention(注意喚起)に強くなる。自分のなかに引き出しが増えていく。

いかがでしょう?

いろんな経歴を持つ人がいて、よほど「圧倒的!」とでもいえるものがないと、無機質な実績・資格の羅列だけでは人に記憶されない世の中です。

人の興味を思わずくすぐるような、自分のスペックを伝えるのに、「たとえ」を活用するのはこのうえなく有効だと思います。


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