アツくてクールな地域応援。
地域を応援する気持ちにも、いろいろなあり方があるのだな、と感じたお話。
「心はホットに、頭はクールに」。
そんな言葉がぴったりで、胸に迫るものがありました―。
先週、香川県出身のある芸能人の方に取材をさせていただく機会がありました。
知的なことで知られるその方。地元の市のいいところも、課題に感じられるところも淡々と具体的に語っていただき、お手本のような取材はインタビュアー冥利に尽きるものでした。
後日、文字起こしをしながらお話を整理していたのだけれど…端々から感じる地元への想いたるや。会話のうえでの落ち着いた言葉使いとは裏腹に、文字にして見返すと、地元を想う感情が伝わってくるのです。
忙しい仕事の合間を縫っては、香川に帰省して新しいお店に足を運び、ご自身のTwitterで紹介していたり。「僕がこういうことをしたからって、どうこうなるとは思えないけれど」と語っていましたが、なるよなるよ!
だって、そんなことしていただいたら、やはり地元の人間として嬉しいですもん。
発言を一部抜粋。
「地元の駅前なんて何もないんです。でも、何もないからこそみんなで賑わいを作ろうとして、ちょっとやっては頓挫して、ちょっとやっては頓挫しての繰り返し。
『これは根付いたんだ、今度はこっちで新しいこと始まった、あ、これはダメだったみたいだな』と、見えづらいけれど確実に街の循環がある。
何もないからこそできることであって、これが駅前に大きなデパートなどがあれば、かえってチャレンジする余白すらないのだろうな、と」
離れていても、ちゃんと地元を気にかけているからこそ感じられる視点・定点ですよね。
アツく、アクティブに地域を盛り上げようとする人も必要だし、この方のように、自分にできる方法で、地域について考え関わる形もあります。
芸能人の方などはよくお聞きするのですが、地元のグルメを同業の先輩などに贈られています。さりげないことかもしれないけれど、大きな影響力のある地域活性だと思う。
むしろこうした著名な方に限らず、一見クールな地域活性の積み重ねこそが、誠実で確かなエネルギーになっているのかもしれない。暑苦しすぎると、空回りしてしまうこともあるから。
きっと大それたことでなくてもいいのでしょうね。
アツくてクールな地域応援。自分にはどんなやり方があるかな。あなたにはどんなやり方がありますか?
最新ブログ『新しいことにチャレンジするのは誰でも躊躇するよね?』
これも地域応援のつもりです。香川県内なら出張します。販促無料相談
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