田舎でワクワクする出会いを増やす方法。
困り果てました・・・
まる13年離れていた地元、香川県高松市。
これからこの場所で、独立しようと動いているのだが、僕は街のことをだいたい忘れてしまっている。昔からの知り合いも、わずかな友人を除いてほとんどいない。
(そんな友人たちも、もう所帯を持って幸せに暮らしている)
いうまでもなく、仕事は人との関わり合いありきです。それなのに自分には、人脈を広げるための、取っかかりとなる人さえいない。
困った。
というのが、だいたい1年前くらいのお話。
先日、チームで仕事をしている高松の名うてのカメラマンから、こんなことをいわれました。
「大鹿さんはいろんな人脈を持ってますね」
・・・いないいない!
確かに、僕のバックには強力な異能者集団がゾロゾロと控えています。しかしそれもネットのコミュニティの中で育んだ関係性であって、リアルにはいない。地元にはいない。
いない、というと僕を知っている人にとっては語弊があるかもしれないけれど…ずっと香川に根付いて仕事をしている人と比べれば、大した規模ではありません。
ただ、ここ半年という短期間で作り上げた人と人とのつながりは、今後の自分の未来を、ワクワクさせるものになるのは間違いない。
地元のリアルなつながりというのは、僕が一番欲しかったものだ―。
今、僕の周りには、数は多くないまでも、面白くて濃ゆい人たちが輪を作っています。
これは僕個人が感じてきたことなので異論もあると思いますが、田舎で「ワクワクする出会い」を増やしたいのなら…
まず、田舎ならではの人の価値観を、知ることをお勧めします。
① SNSとの付き合い方
自分のやりたいことで毎日が充実している人ほど、SNSに時間を割く時間がない。SNSに費やすくらいならもっと別の楽しいことをしているし、不特定多数に時間を使うより、手が届く範囲のコミュニティと深く付き合っています。
裏を返せばSNSや検索だけでは、本当に面白いことをやっている人・コミュニティとは、出会いたくても出会えないということです。
ワクワクする人と関係を持つには、少ない情報をもとに飛び込んでいくしかないです。日頃からアンテナを張っておく必要もありますね。
都会から地方に移ってきた、僕ならではの感覚かもしれません。
「情報化が遅れている」などというのはおこがましくて、価値観の違いなのだと思います。
② 数珠つなぎで人と人とがつながる
5人を介せば世界中の誰とでもつながれる、などといわれますよね。
都会にいた感覚では「本当にそうかあ?」と斜に構えていたけれど、田舎なら本当に、2〜3人介せば誰とでもつながることができる印象。
「あー、あの人ね。知ってる知ってる」。田舎ではやたらと耳にする言葉です。
①を踏まえていえば、キーマンになりそうな人と関係を作れば、ゆるやかにでもいろいろな人と知り合うことができます。
そのなかにまた別のキーマンがいて、また別の樹形図が広がって…というように、芋づる式に人が現れるというか、宝探しに似た感覚というか。
まあ、このような有機的関係性については、僕が暮らしているのが、香川県という日本一小さい県というのも多分に作用していると思いますけれど。
僕のようなやり方・考え方で人とのつながりを増やすのは、属人的ゆえに「再現性がない」といわれたことがあります。
うーん、、本当にそうか?
この日本一小さな県で、僕がイチからリスタートして「自分のビジネス」というものを作れたとしたら…誰でも、どんな地方でも同じようなことができるのではないか? と考えています。
大それた気持ちで「ほら、君もやってみろ」などというつもりは毛頭ないけれど、証明して見せたいんですよね。できたぞ、と。
きっとこの地方に、関係人口が増えることにつながるから。
まだ、足りません。それでも、1年前よりずっとワクワクする毎日です。
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