フリーランスはサービスとして振る舞え。
自分もまだまだ偉そうなことはいえませんが、フリーランスの方とお話すると
「〜〜を作れます」
「〜〜ができます」
という自己PRの言葉を聞きます。そう、自己PR。でも残念ながら、この売り文句では自分という商品を売るのは難しいと思います。差別化もできませんし。
(お客様との間に十分な信頼関係がある場合は別)
モノが売り物であっても「自分」が売り物であっても、人の課題・悩み・痛みを解決するサービスであらねばならない、というのが僕の考え。
「〜〜を作れます」→「私が作ることでこういう課題が解決され、あなたは◯◯ができるようになります」
「〜〜ができます」→「私におまかせいただくことでこういう悩みが解決され、理想としていた◯◯を手にすることができます」
こんな感じの変換。だって、モノはそうですよね?
単に「この包丁は野菜を切ることができます」ではなく、
「この包丁を使えば、野菜の繊維を潰すことなくサックリ切ることができます。だから、野菜本来のみずみずしさを残した美味しいサラダを作ることができます」
このような売り文句で売られているはず。
そして、サラダを日常的に食べる人なら手にするはず。
だったら自分という商品も一緒です。サービスのように振る舞わなければいけないですよね。
誤解されそうなので先にお伝えしておくと、「職人型」では物足りない、というわけではありません。職人としてのスキルを極めるのも大切です。
ただ、自分というサービスはいったいなんなのか? という追求が必要で。
自分で自分の「売り」が分からない、あるいは売ることが苦手ということであれば、他の誰かに売ってもらうのもアリです。売ることに長けた人に。
特にクリエイティブ系フリーランスの悩みとしてよくお聞きするのが「仕事の獲得の仕方」なのですが、単純にサービスとしての振る舞いが足りないんじゃないかな、と感じます。
「作れます」「できます」で四方八方に発信しても、きっと効果は薄いです。なぜなら、お客様が欲しいと思わないから。
でも、前述のようなメッセージ変換をすると、欲しい人の目の前に行くだけで、売れるようになります。目の前に広がる世界が変わります。
スキルでお金を稼ぐフリーランスであっても、サービス提供者でなければならないし、起業家でなければならないと、僕は自分を戒めております。
もっとも、最近はマインドも事業領域も変わってきて、あんまり個人のスキルを売り物にはしていないのですけれど…(笑)。そう、文字通りのサービスを作っているんです。小さなサービスを、いくつも生み出したい。対処するのは、自分でなくてもいい。
ちょっと話が逸れましたが、自分というサービスはどう振る舞えばいいのか? お悩みがあれば相談に乗ります! フリーランスの方からのお問い合わせは非常に多いです。
しいていえば、僕が有するスキルでパラメーターが高いのは、ヒアリングと問題解決能力ですね。お気軽にどうぞ。
ではでは。
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